こんにちはTHEORDERの四宮です。
秋先にもまた様々な新商品が発売されておりますが、今年は普通のカラー剤よりもちょっと変則的な新商品が多いですね。
スタイリング剤なども優秀な物が最近は多いのでそこまで目立った新商品も少なく、新商品の流行の流れがものすごく早くないのかなと感じてます。
僕自身は流行りものよりも長く使える安定した商品の方が好きですが、やはり新しいもの好きの方もいらっしゃるのでバランス大事ですよね。
それはさて置きまして
今回は10月にミルボンさんから発売されるマイフォースアシッドディフェンドを紹介します。
ミルボンから新しいプレックス系処理剤。マイフォースアシッドディフェンド
いわゆる最近新しく登場してきているプレックス系や強化剤、酸、熱トリートメントの一種の処理剤となります。
まだまだ秋冬にかけてこの処理剤は第2弾の物が発売されていきそうです。
(今思うとホントこの処理剤でかなりヘアデザインの幅が広がったと感じる1年でした。)
ミルボンさんと言う大手から更に発売されると世の中の美容室での流通もさらに加速していきそうですが、
ただ今までの処理剤と大きく違う部分として、
植物由来レブリン酸が使用されている
と言った部分です。
レブリン酸?なんぞやそれは?と言う美容師さんも多いかなと思います。まだ新しい成分ですからね。
今までのプレックスの処理剤はジマレイン酸などがメインでしたが、
今回はレブリン酸と言った今までとは少し違う成分がメインとなっています。
(詳しい化学式や薬剤の特徴は先月の経営とサイエンスに特集が組まれているので気になる方はお勧めします。)
基本的には同じカテゴリに分類されていますが、様々な部分が違う成分になっています。
僕自身ジマレイン酸をメインにサロンワークで使用したり検証してきたので、
(最近の大手で発売されているものがジマレイン酸が主成分の物が多い為。)
サンプルなどが届き次第様々な検証をして効果を見ていきたいと思います。
商品内容としては2種類です。
- 前処理と使用するno1
- 後処理のトリートメントとして使用するno2
この2種類になっています。使い方や使用感なでゃまた追ってブログにしていきます。
いやはやこうやって処理剤関係が選択肢が増え様々なバリエーションができて技術が進化したりヘアデザインの幅が広がるのは楽しいですね。
1年前くらいにプレックス系処理剤がヘアカラーを大きく変えると言ったブログを書きましたが、
やはり業界全体に認知されお客様がメニューなどで選択できるようになるには、新しい物は1年はかかるんだと実感しました。
(それだけ新しい物を使うのは難しい事だし慎重に吟味される方も当然ながら多いと感じます。新しければいいってものでもないですし。)
少しでも一般のヘアスタイルのバリエーションが広まる様に講師の仕事も頑張っていきたいです。
今回のまとめ
いかがでしたでしょうか。まだサンプルを触っているわけではないので効果や仕上がりなどは見ていませんので、
今回は軽く商品の紹介のみです。
11月5日にミルボンさん主催で京都にてこの商品を使用したヘアカラーの講習をさせて頂きます。
講習の詳細はまたSNSにて追ってご連絡いたします。
レブリン酸とグリオキシル酸は質感向上だけでなくクセを抑えたり伸ばすといった使い方にも注目されています。
トリートメントをしながらクセを伸ばし更にダメージなどの負担を掛けない。
となればストレートやトリートメント関連で更に業界として新しい段階になるのではないでしょうか。
髪質改善と言われる今までと違った新しいトリートメントもある程度一般のお客様にも定着してきています。
(ただ新しい技術故施術のプロセスやクオリティなどは美容師の中でも様々な意見が分かれている所です。でもどんな新しい技術でも過去には同じような事が毎回起きてます。)
どんな良いものもやり方が間違っていたり検証が不十分だったりしてしまうと、
せっかくいい物でもお客様に誤解を受けてしまいます。
後は自分自身でしっかりと検証しそのうえでサロンとして取り組むのか取り組まないのか精査する判断も求められるでしょう。
良かったら参考にしてみて下さいね。