ヘアカラーQ&A。ブリーチって発熱するの?発熱するとどうなるか説明してみた
ブリーチでの疑問に答えるQ&Aのコーナーです。
今回ブリーチを検索した時に気になるワードで、
ブリーチしたら髪が発熱する。
と言ったワードが良く検索されていました。え?カラーしたら髪が熱くなるの?と思われる方も多いはず。
実はブリーチする際に髪が発熱する事があります。では実際発熱する事は悪い事なのでしょうか?
今回はそんなブリーチすると発熱したりするのかを説明していきます。
ブリーチすると髪が発熱するケースは珍しくなく結構ある
結論から言いますとブリーチすると髪が発熱するケースは少なくありません。
むしろ最近の若い方の髪質やヘアカラーでは発熱する事は珍しくないです。
僕自身もブリーチをしていて発熱する際は様々な説明や対処をしてお客様が不安にならないようにしています。
(最近はブリーチのヘアカラーをされる若いお客様が多いので特に説明する機会が増えました。)
この発熱は通常の発熱しないブリーチの時とは違った反応をします。
発熱したら大丈夫なの?と色々と心配にありますが、まずは発熱するとどうなるかを説明していきます。
ブリーチが発熱すると髪がより明るくなりダメージしやすくなる
ではまずブリーチが発熱したらどうなるかを説明していきます。
- 通常よりブリーチの反応が良くなり髪が更に明るくなる
- 反応したブリーチが水分に変わり髪が乾燥する
- 頭皮につきやすくなるので染みやすくなるケースが多い
- 物凄く反応しやすい髪質だと熱くなりすぎてしまう。発熱する温度は髪質によって違う
といった現象が起きます。なのであまりいい現象とは言えないんですね。
しかし発熱しやすいのは髪質の部分もあるので防ぎようがない部分もあります。
しかも発熱しやすい髪質かはブリーチしてみないと分からないケースなども多いのです。
しかしちゃんと対処してブリーチしてあげれば発熱してもダメージし過ぎず綺麗に明るくする事も出来ます。
(あまりにも反応が良い髪質の場合は一度ブリーチを流して反応を止めるケースもあります。)
ですので発熱するからといってブリーチできない訳ではないんですね。
ちなみにブリーチ以外にも明るめのヘアカラー等でもこの様に発熱するケースもあります。ブリーチじゃなければ大丈夫というわけでもないんですね。
どんな髪質がブリーチで発熱しやすいの?
このブリーチで髪が発熱するケースですが、必ずしも度の髪質でも起きる訳ではありません。
ではどんな髪質で起きやすいか説明していきます。
- 元々髪質に鉄分が多く薬剤が反応しやすい
- 髪のダメージがあり薬剤が反応しやすい髪質
- コテなど鉄の部分に触れる事が多いとその鉄分が髪に付着する
- デジパーなど熱wp髪に与えている痛み方をしている場合
等があげられます。実際には鉄分が大きく関係しているのですが、全くカラーをした事が無いダメージしていない髪質でも発熱するケースはおこります。
その為コテを全く巻かずダメージしていなくても発熱する場合もあるので、どの人にも起きる可能性がある事なんですね。
ちなみにダメージが少ない方ですと発熱しても髪のダメージはそこまで負担になり過ぎないのですが、
- カラー剤の反応が良く、カラー剤のLVよりも明るく染まってしまう
という現象が起きてしまいます。その為普通の人よりも暗めのカラー剤で染めて明るさを調整したりもします。
発熱しやすき髪質を綺麗に染める方法
では発熱した時はどのように対処すればいいのでしょうか?
こんどはブリーチなどが発熱した際の対処法を説明していきます。
- 余りにも発熱する場合は早めに薬剤を流して反応を止める
- ハイライトなど全体をブリーチしない方法にして明るいカラーを楽しむ
- 髪に鉄分などが付着している場合は炭酸泉などで汚れを取ってからヘアカラーする
- カラー剤の強さを調整して希望の色味に染めていく
等が対処法として挙げられます。ですので発熱しても色々な方法でカバーできるんですね。
しかしホームカラーでは発熱する髪には対処できないのでダメージし過ぎたり頭皮が荒れたりして危険です。
ですのでこういった髪質の方がブリーチなどをされる場合は美容師さんに診断してもらい染める事をお勧めします。
先ほど書いたように自分が染めたい色よりも明るくなったりダメージしてしまうと思った色にならないですし、
その後のヘアケアが大変になったりもしますのでプロに相談する事をお勧めします。
今回のまとめ
今回はブリーチと髪の発熱について書いていきました。
この様にヘアカラーやブリーチをした時に発熱する事は珍しくなく今の現代の若い方の髪質ではよくある事です。
ただお客様でもこの現象で知らない方も多く、美容師側も対処や説明など安心して染めて頂くよう努めています。
ただ発熱した状態は特にセルフカラーの時は危険ですので、ちゃんとした対処をお勧めします。