2020秋冬新色紹介。オルディーブのシルキ―ライン、テラコッタベージュとオークルベージュ

こんにちはTHEORDERの四宮です。

今回も新色ヘアカラー紹介のコーナーです。

今回紹介するのはこちらの、

ミルボンさんから発売されます2020秋の新色シルキ―ラインになります。

日々この様に新色が開発され今でもヘアカラーの色味はどんどん広がっています。(新色が出てきたらか新しいヘアカラーのデザインが生まれたりします。)

では実際にどんなコンセプトでどんな色味なのかを紹介していきます。


シルキ―ラインは2色展開


2020秋冬のオルディーブの新色は2色展開で今回は暖色系のラインナップになっています。

色味はオレンジ系とゴールド系。最近の新色には無かった色味の展開です。各それぞれのネーミングは、

  • シルキ―オークルベージュ
  • シルキ―テラコッタベージュ

のラインナップになっています。ミルボンさんは季節の変わり目に定期的に新色を発表していまして、

その年のファッションのトレンドや時代性に合わせて新色が作られます。では今度はどんなコンセプトなのか説明していきます。


今回のポイントは肌映え


今回のテーマは肌映えです。肌映えってなに?となりますよね。

最近はコロナの影響もありマスクなど顔も見える面積が減っています。その為化粧品でも目元の化粧品が人気だったりしています。

その流れを取り入れ顔の見える面積が少ないからこそその目元や肌を綺麗に見せる色味で作られています。

ヘアカラーで肌が綺麗に見えるって嬉しいですよね。


実際に染めて色を検証


定番のごとく色を実際に染めて毛束検証していきます。

どんな良い色味も実際に使用してみないと分かりませんので。この様に明るさの違う2種類の毛束を染めていきます。

  • 放置時間は20分
  • オキシは3%を使用
  • 各色味を6LV、8LVを染めていく
  • アイロンで色の退色をチェック

と言った内容で検証していきます。

ヘアカラーは見本やパンフレットだけでなく実際の使用感やヘアスタイルや髪質での色の見せ方など判断するポイントが様々です。

暖色は退色の早さなども検証の基準だったりします。(カラー剤での鮮やかな色味は抜けやすい性質がある為。)

では結果を見ていきましょう。


実際の染まり上がりと感想


染まり上がりはこんな感じになりました。では見ていきましょう。

色味は両方とも深みがある色味に仕上がっています。

左がシルキーオークルベージュ、右がシルキーテラコッタベージュになっています。

ではそれぞれの色味を見ていきましょう。まずはオークルベージュから。

色味自体はゴールド過ぎないグレージュをほんのり感じる色味です。

感想としては日本人に似合うブロンド系と言った感じです。

海外のブロンド系のヘアアラーはイエローの色味で透明感のある色味を表現しますが、

日本人ではブリーチした際の黄味のイメージや色味が綺麗ではありません。

その為この様な少しくすみをいれたゴールドの方が良いです。寒色系が好きな方にも受け入れられやすそうでアッシュとミックスでも面白そうです。

では次はシルキーテラコッタベージュを見ていきます。

こちらはオレンジを程よく効かせた深みのある色味。オレンジ系は鮮やか過ぎても派手過ぎますのでこれ位が受け入れられやすいかなと。

色味が強い場合はベージュ系で薄めれば色味の調整も効きますし。明るさの違う毛束でも綺麗に色を馴染ませています。

ハイライトやグラデーションでは自然な仕上がりになりそうですが、明るさの差をつけたい場合は薬剤選定の調整が必要そうです。

艶感もありますので夏に明るくなった髪を綺麗に見せてくれそう。オレンジ系は去年から少しづつ新色や人気が上昇してきた色味。

アッシュ系に飽きた方のイメチェンにもおススメです。最近のブリーチデザインにどう活かしていくかがポイントになりそうです。

各色とも特徴的にはブリーチを馴染ませる色味と活かす色味と言った印象です。

ブリーチデザインを今のトレンドでは意識してカラー剤を使いこなす事が求められますのでしっかりと特徴が分かれていて良いかなと。

暖色系ですのでどこまで寒色系ブームの流れで受け入れられるかもポイントではないでしょうか。


今回のまとめ


今回はオルディーブの新色を紹介していきました。

久々の暖色よりのカラー剤という事で僕は他とは違って新鮮でした。

アッシュ系などの寒色系はやはりいつの時代も人気ですが、

秋冬は暖色系が映えますし他の人とは少し違った潤いや透明感のある髪に仕上がりますしお勧めです。

色味的にはバレイヤァージュやハイライトとの相性もよさそうな色味なのでデザインにも活かせそうです。

良かったら参考にしてみて下さい。