ヘアカラーQ&Aホワイトブリーチを綺麗に染めるクリア剤の使いこなし

こんにちはTHEORDERの四宮です。

先日youtubeにてアップしましたブリーチカラーやハイトーンでのクリア剤での使いこなしを紹介していきます。

こちらの内容は動画にもまとめてありますのでそちらも宜しければご覧下さい。

 


ブリーチオンカラーでクリア剤を使うメリット


ハイトーンでのオンカラーでは基本クリア剤を使用する事をお勧めしています。

理由としましては2点あります。

  • アルカリ量を減らしダメージや髪の負担を減らす
  • 繊細な淡い色味の表現

ハイトーンのヘアアラーは色味の濃さの調整やダメージを抑え素材を壊さない継続した薬剤選定が求められます。

その為淡いヘアカラーを表現する際に13LVなどの色味でも色味が濃すぎる場合があります。

その為更に薄い色を表現する際にはクリア剤で薄める事で淡い色が表現できます。

そして高明度の薄い色味はアルカリ量が多い為ブリーチした髪に無駄に負担をかけてしまいます。

それに対し7~8LVのアルカリ量が少ないカラー剤を薄める事でアルカリ量を減らし髪へのダメージを減らします。


クリア剤の他に重要な薄めるカラー剤の種類


クリア剤の使いこなしと共に重要なのはその薄める薬剤です。

ポイントとしましては、

  • 中明度のアルカリ量の少ない物を使用する
  • 熱やダメージ耐性に強い物を使用する
  • ミックスなどはあまりせず単品にする

この3点です。

基本的にアルカリ量を減らしたいので高明度の高アルカリは避けます。

そして薄めた色味でも色持ちを良くするためにハイトーンに向いているカラー剤を選びます。

薄い色味はそれだけでも繊細ですので染めた後のシャンプー等で流出してしまうと

仕上がりの色の明るさが変わってしまいます。その為薄い色でも定着が良い薬剤を選ぶのがポイントです。

3点目のミックスをあまりしないは、クリアの比率は1:1から20:1まで細かい比率で薬剤を調整します。

その選定方法の独自性からミックスすると1g単位の細かい選定になる為ミックスした際に1g以下のミックスになってしまい色味が安定しません。

その為単品で色味の幅を広げた方が薬剤選定に誤差が生じづ色味が安定します。


今回のまとめ


ハイトーンの色味が細かく調整できるようになるクリア剤でのコントロール。

今でもクリア剤を使った事が無い美容師さんは少なくありません。しかしクリア剤を使う事で一気にブリーチカラーの幅は広がりますし継続できるハイトーンが可能になります。

良かったら参考にしてみて下さい。