zこんにちはTHEORDERの四宮です。
今回は人気の記事でホワイトブリーチ関係の記事を書いていきます。
youtubeでも動画にてブリーチ関連の動画や染め方などをUPしています。そちらも良かったらご覧下さい。
セルフのホワイトブリーチは危険!でもセルフでどうしてもホワイトブリーチがしたい時に失敗しない5つのポイント
このブログでもホワイトブリーチを使用したヘアカラーは定番の人気で、
THEORDERでもオーダーをよく頂くヘアカラーの1つです。
ただホワイトブリーチとググると同じように出てくるのが、
お家でセルフでホワイトブリーチのやり方。と言う記事や内容です。
先にお伝えしておきますが、
セルフでホワイトブリーチするのはとても危険です!
ただそんなこと言ってもしたいものはしたい!と言う方もいらっしゃると思うので、
今回はそんなホワイトブリーチを綺麗に染める為のポイントを紹介していきます。
ホワイトブリーチの方法の前に。セルフでホワイトブリーチが危険な理由
中々美容院だとホワイトブリーチするのは・・・と言う理由でセルフでホワイトブリーチと言う検索が良く出てきますが、
実はセルフでホワイトブリーチは物凄く危険なのはご存知ですか?
これには様々な理由がありまして、意外に知られて泣くブリーチを自分でしたら大変な事に・・・
と言う話も・・・ここでは意外に知られていないセルフブリーチの危険性を先にまとめていきます。
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地肌に薬剤をつけすぎて根元だけ明るくなったり荒れてしまう場合
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塗る量でブリーチは明るさが変わるのでムラムラになって修正が効かなくなる場合
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置く時間を間違えてダメージし過ぎてしまう場合
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ブリーチ後のアルカリ除去を怠って無駄にダメージやその後の色が入らない
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髪の状態のダメージ以上にブリーチをして髪が切れてしまう場合
などホワイトブリーチにはプロの美容師でも難しいと言われるほど気を付けるポイントが沢山あります。
市販でもホワイトブリーチと言うものは売られていますが、
実は日本の薬事法上ブリーチの薬剤の強さは決められていてホワイトブリーチと言う薬剤は実は存在しません。
その為業務用のブリーチはどのメーカーも薬剤の強さはほぼ変わりません。
(実際には抜けるスピードや薬剤の硬さなど微妙な違いが各メーカーありますが一般の方ではほぼ分からないと思います。)
ですので日本でホワイトブリーチをする場合はブリーチを3~5回繰り返し塗布して明るくする必要があります。
逆に言えばこれからのセルフブリーチが危険なポイントを網羅すれば綺麗に染められますが、
正直一般の方で綺麗にブリーチするのはほぼ不可能です。例え美容師がセルフで自分の頭を綺麗に染めるのがかなり難しいという事です。
(やはり人にするのと自分でやるのは全然違いますから。それにブリーチと言うのはそれだけ難しい技術なんですね。)
なので決してお勧めはしないのであしからず・・・
地肌に薬剤をつけすぎて根元だけ明るくなったり荒れてしまう場合
ブリーチで気を付けたい事は地肌にあまりつかないようにブリーチを塗っていく事です。
ブリーチはされた方はご存知の通りとても染みやすい薬剤です。
その為ホワイトブリーチなどの回数を繰り返す場合は普通に毎回ブリーチをつけてしまうと荒れてしまいます。
(美容室であまり付けない場合でも頭皮が荒れてしまうケースもある位です。)
基本そこまで付けない場合は頭皮がカサカサになって2~3日すると状態が落ち着いて直るのですが、
セルフの場合根元につけすぎてしまう事によって炎症を起こしてしまう場合もあります。
1度のブリーチ程度ならそこまで問題はないのですが、
その部分に何回もブリーチを付けてしまうと・・・
直らないという事はないですがやはり痛くなってしまうので気を付ける必要があります。
あと次に説明しますが、
塗る量でブリーチは明るさが変わるのでムラムラになって修正が効かなくなる場合
ブリーチは薬を沢山塗った場所が明るくなるという性質があります。
その為ホワイトブリーチの時は根元以外の髪に多めに薬を塗りなるべく少ない回数で明るくする必要があります。
(ちなみに少ない回数で沢山塗った方が髪の痛みが少なく明るくなります。)
その為市販の物でも一回に多くのブリーチを使う必要があります。
(その為結局綺麗にブリーチしようと思ったら髪が長いと美容院の方がお得だった・・・なんてことも多いです。)
そして沢山薬を塗る事でムラなく均一に明るくなってくれます。
ただ最初から根元と毛先が明るさが違う場合はブリーチを塗り分けて明るさを合わせる必要があります。
その為全体が一緒の明るさの人は同じ薬と塗り方で綺麗に明るくできますが、
もし塗る量を間違えてムラになってしまったら・・・セルフでは一回の失敗で生え変わるまで直せない事になってしまいます。
(美容室ではムラに合わせて複数の薬で直したりもしますが市販の薬では細かい調合ができないので不可能です。)
なのでもしセルフで塗るときはしっかりと沢山ムラなく塗るのがポイントです。
ブリーチは置く時間によって髪のダメージが変わってきます。
その為スピーディーに全体を塗った後に30分と言う決められた時間で流す必要があります。
ブリーチは置けば置くほど明るくなる。と言うイメージがありますが実際はそんなことはなく置きすぎてしまうと・・・
髪が明るくならないのにダメージだけ進み過ぎてしまってキシキシに・・・何て事に・・・
なので時間は置きすぎず決まった時間で流しましょう。
ブリーチ後のアルカリ除去を怠って無駄にダメージやその後の色が入らない
次に気をつけなくてはいけないのが、ブリーチの後の色入れです。
正直これは美容室でないとほぼ不可能です。これには理由がありまして、
市販のものにホワイトブリーチをした後に染める薬剤が販売されていない
という理由です。基本黒髪やブリーチしていない髪に色を入れる濃さや色で調整されていますので、
明るい髪に入れると色が強く出過ぎてしまったり思わぬ色になってしまいます。
その為おススメなのは黄ばみだけを取ってくれる紫シャンプーです。
これでしたらうっすら色が入る程度なのでムラになったり失敗がありません。
あとブリーチの後はそのまま色を入れても綺麗に染まりません。
これはブリーチ剤に含まれるアルカリが関係していまして、このブリーチの薬剤が通常のシャンプーだけでは中々取りきれません。
(このアルカリが入っている状態で色を入れると色が薄くなったり村になります。)
ですのでセルフでブリーチの後に色を入れる場合はかなり危険で注意が必要です。
どうしても自宅でホワイトブリーチがしたい!!と言う方には炭酸シャンプーが必須です。
この炭酸シャンプーは先ほどのアルカリを除去してくれる性質があります。
ですので自宅でブリーチされる場合はセットで購入される事をお勧めします。
髪の状態のダメージ以上にブリーチをして髪が切れてしまう場合
そして最後に絶対気を付けないといないのがダメージに合わせたブリーチの回数です。
これは限界を超えてしまうと・・・髪が切れてしまいます。
(これは前に限界までブリーチした髪がどうなるかを実験した写真です。ボロボロになり髪が切れています。)
このブリーチが何回しても大丈夫かと言うのは、元々の髪のダメージの状態によります。
その見極めを超えてブリーチをしてしまうと・・・髪が切れてなくなったという事になる訳です。
ですので元々髪にダメージがある方は無理をしない程度にセルフでブリーチされる事をお勧めします。
今回のホワイトブリーチで気を付けたいポイントまとめ
いかがでしたでしょうか。
正直な話なのですが、
やはりセルフでホワイトブリーチはかなりのリスクを伴います!!
とだけお伝えしておきますが、やはりググったりTwitter見ててもセルフでやられる方は多いのかなと感じます。
やはりやってみたいけど美容室ができる中々見つからなかったり、学生さんですと予算オーバーだったり。
憧れるけど中々・・・と言うヘアカラーで、僕自身高校の夏休みにお金なかったのでセルフで姉にブリーチして貰った経験があります。
ですので少しでもお家でブリーチされる方が失敗されないように参考にして頂けたら幸いです。
インスタグラムにて様々なホワイトブリーチのヘアカラーも紹介していますので良かったらご覧ください。