こんにちはTHEORDERの四宮です。
いつもブログの冒頭で一応ボケているつもりなのですが、
誰一人ここに突っ込んでくれる人は意外にいません・・・
少し前はふざけたブログばかり書いていたんですが最近はちゃんとしたブログ書いてます。
新規の方にやべぇ~奴だと思われる事多いのでふざけるのはツイッターかライブ配信にしときます。
それはさて置きまして、
よく就活やバイトなどで髪の明るさの指定があり、
黒染めをしなくてはいけないってケースありますよね。
学生さんに多いですが明るい髪を暗くして、
やっと就活やバイトが終わった時いざ明るくしようとした時に、
美容師(いやぁ~明るくなりにくいですねぇぇ・・・!!)
えぇ!?みたいなケースってありますよね。
そう皆さんご存知のように簡単に黒染めは明るくならないのです!!
今回はそんなテーマという事で、
黒染めをした髪を綺麗にブリーチしてヘアカラー染めるポイント
を書いていきたいと思います。
そんな事が可能なのかと言いますと実際にはケースバイケースです。
ポイントを抑えながら黒染めに対してカラーをしてあげれば黒染めからも様々なヘアカラーが楽しめます。
僕は髪の素材を大切にしながら可能な限りご要望に応えるようにしています。
実際のサロンワークでは様々な黒染めを明るくヘアカラーするのですが、
どんな感じに明るくしていくか実際のお客様を踏まえお客様のビフォーとアフターを紹介していきます。
①お客様の黒染めした状態のビフォー
では今回のお客様のビフォーの状態を見ていきます。
元々2回ブリーチした状態から黒染めをされている状態です。
その前はマニックパニックで内側を赤系に、
表面は青系のヘアカラーにされています。
ここから今回はアプリエカラーのセピアグレージュに染められたいという事で、頑張って明るくしていきますw
THEORDERでは様々なヘアカラーが多い他にもこういった黒染めや白髪染めを明るくするなど、
様々なケースに対してのヘアカラーにも対応しています。
ここで考えられるポイントが、
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2回ブリーチした明るさからこの明るさなので濃いめの黒染めをされている予想
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2回ブリーチしているのでダメージを考えながら明るくする必要がある
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マニックパニックの色が出てきてオンカラーの時に色がズレてしまう
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根元の伸びてきた所だけが綺麗に明るくなってしまって毛先が暗くなる
等があげられます。予めどうなるか予想しながら仕上がりのゴールをお客様と合わせていきます。
今回のようなケース綺麗にブリーチで1色に明るくなることは難しいので、
どういった仕上がりに持っていけるか黒染めをどう明るくなるか予想をしながら全体をブリーチしていきます。
見ている美容師さんもどうなるか予想しながら見ると面白いかもしれません。
②実際にブリーチをした状態と途中経過
では実際にブリーチをした状態を見ていきましょう。
こちらが1回ブリーチした状態です。
ここでブリーチした状態でのポイントをまとめますと、
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黒染めしていない根元が明るくなった
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前回の暗かった根元に黒染めを重ねていたので黒いラインができている
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顔周りが何故か暗いので黒染めの時に色を重ねている事が予想される
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内側の毛先は赤味が残っていている
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全体に明るさが中々明るくならない
といった所が重要です。
毛先にはしっかりと黒染めと赤が残っています。
顔周りになぜか暗めの黒染めになっていて、
今回は明るめのヘアカラーのされたいのがご要望でしたので、
ダメージした毛先を切りながらもう一回ブリーチを重ねる事にしました。
根元の地毛の所は綺麗に明るくなっているので2回目はブリーチせず、
暗い所を中心にもう一回ブリーチしていきます。
そして2回ブリーチした状態がこちらです。
内側にもまだ黒染めが残っていますがこれ位ならヘアカラーで修正していきます。
これくらい明るくなれば綺麗に色が入るのでここから一度シャンプーをして色を重ねていきます。
③実際の黒染めからブリーチしてオンカラーするときのポイント
ではここから色を入れていきます。
ここでもまずはオンカラーのポイントを説明していきます。
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顔周りの暗い黒染めの残りをどうしていくか
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内側の毛先の赤みをどうしていくか
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根元だけ明るいのをどうしていくか
等を注意しながら色を入れていきます。
今回はそんな事を考慮しながらお客様とカウンセリングをして、
根元はグラデーションから毛先は残留を無視してセピアグレージュにしていく事にしました。
どうしてそういったヘアカラーにしていったかと言うと、
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これ以上暗い場所を明るくするのは髪が耐えられない為
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黒染めが残っている所に明るさを合わせる必要があった為
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毛先の残留は塗り分け出来ないほどランダムな色の入りになっているから
毛先の色の残留に対して変に塗り分けてしまうとムラがムラををうんでしまうケースがあります。
ですので黒染めが残っている毛先も綺麗に染められる薬剤を選定して、
変に塗り分けずきれいに染まる方法で染めていく事にしました。
黒染めのムラが残る事は決して珍しいケースではありません。
むしろこういったケースからブリーチをしたい新規のお客様の方が断然多いです。
ですのでケースバイケースで幅広い提案から黒染めをどうしていくか考える事が重要になってきます。
④染まり上がりのアフター
ではアフターを見ていきましょう。
こういった感じに黒染めを活かしながら綺麗に染まりました。
毛先から根元のグラデーションはこんな感じに。
毛先の赤味が残っている所も綺麗に染まりました。
今回のポイントをここでも説明していきます。
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ダメージや全体のムラを馴染ませるように明るさや色を調合した
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ダメージに対して色の抜けるスピードが速いので濃いめを提案
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アフターケアでの色持ちの違いやヘアケアを伝えた
等がポイントです。色落ちが早いのを考慮してしっかりと濃いめに仕上げたのもポイントです。
これ位でも1か月持ってくれたら良いなくらいですね。
染まり上がりだけ見るとなんてことないヘアカラーですが、
いつもインスタなどに載せている写真は実は様々なビフォーから染めているんですね。
勿論黒髪からのホワイトブリーチなどもありますが、元々ブリーチしている状態やプリンが伸びている状態など様々です。
どんな状態でもその状態に合わせたヘアカラーの仕方やデザインがあります。
⑤黒染めをブリーチカラーで明るくするヘアカラーまとめ
いかがでしたでしょうか。
黒染めした後のヘアカラーは意外にどうしていいか分からないものです。
しかし美容師さんとしっかり髪の状態を踏まえ相談する事が大切です。
黒染めを綺麗に明るくする事も重要ですが、
黒染めをどういったヘアカラーでしたかによってもできるヘアカラーは変わりますし、
綺麗に黒染めや次の色に合わせた黒染めや暗めのヘアカラーを選ぶ事も重要です。
良かったら黒染めを明るくする方は参考にしてみて下さいね。