ヘアカラーQ&A。ブリーチやヘアカラーで髪が細くなることってあるの?
ヘアカラーで検索していると出てくるこのワード。ブリーチしたりヘアカラーしていると髪が細くなる?
若い時にヘアカラーやブリーチを繰り返していると年を取った時になんてことは昔よく言っていましたよね。
細くなると髪にボリュームが・・・頭皮が透けてしまったりするのでは・・・
など髪が細くなるのはあまりうれしい物ではありません。
今回はそんなヘアカラーやブリーチをしていると本当に髪は細くなるのかを書いていきます。
結論から言うと生えてくる髪はヘアカラーやブリーチで細くなることはない
先に答えを言ってしまうと細くなることはありません。なのでブリーチやヘアカラーで生えてくる髪が細くなるというのは迷信です。
昔はよく若い時に派手なヘアカラーをし過ぎると将来が心配…なんてこと言っていましたが実は根拠がない迷信なんですね。
ただ生えてくる髪はという部分がポイントです。そう生えてくる髪は細くなりませんが場合によっては特にブリーチなどで生えている髪が細くなることがあります。
何が違うのかというと、
- 生えている髪は細くなる
- これから生えてくる髪は細くはならない
この違いです。え?生えている髪は細くなるの?と思われたことは方もいらっしゃると思いますのでその部分を今度は詳しく説明していきます。
ブリーチなどをすると髪の中見が流出して髪が細くなったり柔らかくなる
ブリーチやヘアカラーを繰り返すとその度にキューティクルを開いて色を染めたり髪のメラニンを分解して明るくします。
その際にメラニンの色だけでなく一緒に髪の栄養のたんぱく質も流れ出てしまいます。
特にダメージが大きい明るいカラーやブリーチのヘアカラーは多くたんぱく質が流出しやすく、
ヘアカラーでも暗めのダメージが少ないヘアカラーは流出が少ないです。
なので書き程書いたようにブリーチなどで髪が細く感じると説明したわけです。
ただヘアカラーのナチュラルなヘアカラーなどではそこまでダメージが大きくないので、
髪が細くなると感じるのはかなり回数を繰り返さないとなりません。
他にも元々髪が傷みやすく細い髪質の方は、回数がそこまで多くなくてもケアを怠ったりすると細く感じるケースもあります。
髪が細くならないようにするのは?髪の栄養を流出させない
ではブリーチやヘアカラーを繰り返したら髪が細くなるのは防げないのでしょうか?
実はそんな事はありません。あまりにも限界を超えたダメージを与えるようなヘアカラーをすると無理ですが、
実はヘアケアなどをしっかりとしたりサロントリートメントをしてあげれば髪の栄養の流出は最小限に抑えられます。
メカニズムとしては、
- 開いたキューティクルを綺麗に閉じてくれるヘアケア
- 栄養が流出したものを補ってくれるヘアケア
- ヘアカラー自体のダメージを減らすヘアカラー剤
などダメージを起こさないようにするヘアケアは薬剤が進みかなり優秀な物ばかりです。
最近流行っているケアブリーチなどもダメージ自体を少なくし髪の栄養の流出を防ぐものになっており、
ブリーチだからと言ってダメージが多いから細くなるわけでもありません。
なので髪が細くなるのが心配な時はヘアケアやお家でのホームケアをする事をオススメします。
ブリーチは髪が細くなる以外にもクセが弱くなる!?
この様に髪が細くなるメカニズムを説明していきましたが、
ブリーチでは髪が細くなる以外にも髪質の変化として、
- 髪がかたい人は柔らかくなり扱いやすくなる
- クセが弱くなり扱いやすくなる
と言った髪質変化もあります。細くなる変化よりもこちらの方がブリーチした時の変化としては感じやすく、
逆に髪が固い人やクセに悩まれている人はスタイリングがやりやすくなったという意見も聞きます。
(癖の種類や髪質にによって個人差があります。逆にダメージが行き過ぎると広がりやすくもなります。)
髪の細くなる原因は頭皮が固くなる方が何倍もリスクがある
この様にブリーチやヘアカラーと髪が細くなる原因を説明していきましたが、
実は髪が細くなる原因で最も多いのが頭皮が固くなることによる血行不良です。
なので髪が細くなる心配がある方は、
- 頭皮のマッサージをして頭皮の血行を良くする
- ヘッドスパなど頭皮の汚れやケアをする
と言ったケアの方が何倍も重要です。
頭皮は年齢と共にたるみやすく硬くなりやすい性質があります。ですので髪が細くなるのを防ぎたい方は頭皮ケアをしていきましょう。
今回のまとめ
今回はブリーチやヘアカラーによる髪が細くなるのか?
という疑問を説明していきました。意外に髪の毛の事で迷信や根拠がない情報が多く、
間違った知識でググったり心配される方は多いです。
正しい知識でしっかりと髪や頭皮のケアをして髪の健康を保ちましょう。