経営とサイエンス 

体に負担を掛けない美容師が長く働けるという視点でのカット技術

こんにちはTHEORDERの四宮です。

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美容師の皆さんいきなりですがぎっくり腰とかなったことありませんか!?

僕も人生で何度かぎっくり腰になり朝ベットから起きれなくて、床をはいつくばってバイクで病院行ったことあります。

コルセットしながらサイドシャンプーしてた時は、腰をたたきながらカットしていましたねw

それはさて置きまして・・・

今回はそんな美容師の体に関した内容のブログです。


体に負担を掛けない美容師が長く働けるという視点でのカット技術


こんなテーマでブログを書こうと思ったのは今回紹介するこのテーマの、

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経営とサイエンス。そしてこの号を編集された新美容の熊谷さんと話したことがきっかけです。

(お仕事だけでなくバリバリ格闘技とかされているもの凄い熱い方です!)

ちなみにその号はこちらですね。

経営とサイエンス 

(マニアックな内容ですが本当に濃い内容で面白いので必見です。)

僕自身四十肩で左肩に痛みを感じるようになってきて、

(そんな大げさな物ではないですが携帯を方で挟めなくなって・・・かなりの衝撃でしたねw)

最初何が起きたか分からず激痛が走り今でも方に携帯が挟めなくなってしまいました。

そもそも左手は美容師にとってカットの重要な役割をしていますよね。

なのでそれ以来日頃のマラソンとか軽い筋トレにストレッチも入れて仕事後にメンテナンスしています。

そう美容師の仕事は体があってこそ・・・体のメンテナンスがこれから先美容師の平均年齢が上がると深刻になりそうなのです・・・


美容師の仕事は何かと体に負担がかかる事が多い


なので自分が思っている以上に若いうちから体のケアをしていかないと、

やはり美容師として長く働くには体を鍛えたりメンテナンスする事の重要性をものすごく感じています。

しかし・・・美容師の仕事・・・何かと大変な姿勢の仕事が多かったりします。

例えであげてみると、

  • サイドシャンプーなどの腰を下げてやる作業

  • 技術の際に腰を曲げず足を広げ膝を下げて行う作業

  • カットの際に肘を張りスライスと平行に姿勢を作る

  • シザーの開閉の際の親指

  • 長時間の立ち仕事による足のむくみなど

などどうしても良い技術を使用と思うと姿勢を気を付けなければ手先だけでは仕事ができません。

となるとどうしても必然的に起こってしまうのが、

  • 腰痛やぎっくり腰やヘルニア

  • 手首や指などのの腱鞘炎

  • 肩回りの筋肉疲労や痛み

  • 足腰がむくんで痛くなる

と言った問題が起きます。新人の時は急に立ち仕事が増えて足が痛くて寝れなくなたのを覚えています。

病気などに気を付けるのもそうですが、体が資本の美容師の仕事。忙しい人ほど腱鞘炎や腰の負担で体を壊す人はやはり多いです。

(それと共に肌荒れも美容師と言う仕事の職業病と言うイメージがあるかと。昔よりは取り組みや薬剤でだいぶ良くなりましたが。)

仕事が好きだけど体を壊して・・・何て事は若い20代ですら良くありました。

僕も腰痛持ちですがほんと痛いんですよ・・・昔の経験から今でもストレッチしてから必ず起きるようにしてますね。

昔は仕事だし手荒れはある程度仕方がない・・・なんて言われる事も当たり前で。

でもみんな手荒れで苦労していたので先輩が手のケアの仕方や病院を教えてくれたり。そうやって支えてくれていたのを覚えています。

ただこれから働く側の美容師が高齢化していったらどうなるでしょうか?


気持ちだけではどうにもならない痛み


若いうちは好きだから少しくらい大変でも我慢したり少し運動したり休めば何とかなったりします。

腰が痛くなったら腹筋と背筋を鍛えて腰を強くするとかですね。それだけでも劇的に変わるんですよ。

ただ・・・・

僕の四十肩は毎日ストレットや運動や筋トレしてもぜんぜん痛みが引きません。

昔は少しやったら良くなったのが自分自身も驚くくらい直らなくて、え?病院とか行かないと直らないやつ・・・

とシップはったりマッサージに行ったりしてもその時は良いんですがすぐに戻ってしまったり・・・

そして病院に言って言われたのが、体自体に負担を掛けないでください。

いやいやいや・・・仕事してるからそんなの無理だし・・・

仕事は好きだからまあ我慢して更にメンテナンスしているのですが、年を重ねたら更に痛くなるのかな・・・


それと同時に体に負担を掛けないカットの仕方や仕事の仕方の重要性を考える


そうやって美容師の仕事でも職業病と言うものは存在しますが、

僕自身美容師の平均年齢が上がると大きな問題になってくると感じています。

多分我慢しろなんて根性論や精神論ではどうにもできないんですよ体の不調は。それくらい痛いですししんどいですから。

その問題は今の美容業界の求人問題位深刻になると考えています。

僕の考えている将来の美容師の問題は様々あるのですが、

  • 介護問題などにより働き方が更に大きく多様性や柔軟性が求められる

と言った問題と更に重なり、

  • 仕事は好きだけど年齢と共に体がしんどくて続けられず離職

なんて問題が重なり今の若手以外でも人材不足が加速する・・・

事が冗談ではなくあり得るかなと。そう考えると僕の四十肩も仕事だから仕方ない・・・何て言えなくなるわけです。

当然平均年齢が上がれば体を壊したりするのは当たり前ですが、僕が問題と考えるのは腰痛や腱鞘炎などになり仕事を続けるのが難しい人が増えるという事です。

今までは業界の平均年齢が低かったのでその問題は少数でしたが、これからは当然ながら増えます。


今は若手のスタッフが分業制で仕事の負担を軽減しているけど・・・


僕自身お客様をかけ持つことが多いのでシャンプーなどは他のスタッフにお願いする事が多いです。

(たまに僕がシャンプーすると珍しいですね!なんて言われてしまいます。)

アシスタントなど若いスタッフが入社すれば分業制で腰に負担が大きい作業などのシャンプーはこの様に任せる事ができましたが、

これからは更に美容室は求人難の時代になるのでそんな事がどんどんできなくなります。

(シャンプー台もユメシャンなどの設備が出ているにしろ負担は少なからずあります。)

なので求人活動がうまくいかない美容室は分業制で仕事をする美容室のスタイルは難しくなり自分でする作業の割合は増えますし、

まして個人事業主や面貸し等の、技術全て自分一人で行う美容師さんが増えましたし。


そんなことを踏まえいえる事は・・・


そんな事を踏まえまして僕は体に負担を掛けない技術がこれからは求められると考えています。

美容師は今以上に体の事を本格的に考えないとなり、これからはもっとストレッチとかこういった基準を元に技術を考えたり。

根性論で腰痛や肌荒れは直りませんし、むしろそんなことしたら余計離職率上がりますし人材不足に拍車をかけてしまいます。

これからは業界誌が腰痛や体のケアなんてテーマの特集が載るなんて事も少なからずあるでしょう。業界の情報へのニーズがそうなるから。

そんな事を叫んでも今はそこまで危機感を持ちにくいですし大丈夫だろう・・・と思われるかと思いますが、。

だからこそ備える必要があります。

僕自身この本を元々買おうと思ったのは仕事で膝を前に壊しているスタッフがいたのがきっかけでした。

美容師をやっていく中で体や体調を壊し美容師から離れていく仲間は少なからずいました。

(やりたいことができないって本当に言葉にできない事です・・・)

今はみんな体を壊すことなく社員みんな働いてくれていますが、これから年齢を重ねてきた時に絶対に病気や体調を崩す社員は出てきます。

そうなった時に少しでもなる確率を減らし、尚且つサポートできる環境を備えていきたい・・・

これが最近の僕の長い期間かけて取り組んでいかないといけないと感じている課題です。


絶対的に求められるデザインのクオリティと体の負担とのバランス


そういった理由を踏まえ環境などの福利厚生だけでなく、働いてくれる社員を大切に考えそれをサポートする為の技術も必要になると感じています。

例えば腰を悪くした人がそれでも体に負担を掛けずにカットできる切り方や、手荒れをした人がそれをカバーできる仕事の仕方など。

ただ僕たちが絶対的にこだわらないといけない物・・・

それは技術のクオリティです。

絶対的に重要なのはデザインのクオリティとのバランスです。ヘアスタイルのクオリティを落としたくはないのです。

腰に負担を掛けず、手首に負担を掛けず・・・美容師の仕事の基本は姿勢を作る事から始まります。

それを変える事がどれくらい大変な事かは美容師さんにはご理解いただけると思います。

鋏を初めて持った時・・・カットをする時・・・シャンプーをする時・・・

そう最初は驚くほど姿勢が大変だったはずです。

何気ない仕事の動作にもどうしても体に負担はかかってしまいます。そもそも体の負担を考えるなんて事自体疑問を考えた事が無かったです。

(当然ですが全ては技術のクオリティを高める視点で基礎は作られています。)

ただそれは僕自身正しい事だと感じています。手首が固いスタッフにシザーの開閉ができる様に体を強制していく。

姿勢が悪く腰が曲がってカットしてしまうスタッフの姿勢を強制する。

絶対的に姿勢が整わなければカットなどはできません。そう教わってきたのでそれ以外の方法が最初全く分かりませんでした。

だからこそこのテーマに取り組む事はやりがいもあるし面白いと感じています。

美容師の壁と言うのは様々ですが、内容がないようなので何年単位で取り組む壁だなと感じてます。

そのヒントはこの経営とサイエンスにかなりわかりやすく書いてありますのでホントオススメです。


今回のまとめ


いかがでしたでしょうか。

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今回はまじめに美容を語っていきましたが、僕みたいな一個人の発信は微々たるものですが、

これからの美容師の働き方はもっと変化していくでしょう。そうなった時にどう備えサポートしていくか。

今の求人問題の様に少し前では考えもしなかった体験した事が無いような問題が数々と起きるでしょう。

(少子高齢化は前々から言われていましたが、それを備えていたかの差はもっと大きく出るでしょう。)

なにか美容師の働き方のヒントになればと思います。