こんにちはTHEORDERの四宮です。
この1月から3月の時期に多いのが学生さんの黒染めです。就活や就職で一度暗くする方が多いんですね。
この黒染め意外にまた戻そうと思った時に大変だったりします。
そんなあなたの為に今回はその黒染めをまた綺麗な明るい透明感のあるヘアカラーにする時のポイントを紹介していきます。
黒染めは地毛と違って明るくなりにくい性質がある
ブログを読んでいる方でも経験があるかもしれませんが、
美容室で黒染めをした後にまた染めようと思ったら、
(一度暗くした髪は中々明るくなりにくいんです。)と言われたことはないんでしょうか?
ヘアカラーは暗めのヘアカラーは色味によって1~2か月経っても退色せず髪に色が残る性質があります。
この黒染めは普通の地毛の黒とは違い色味が普通にヘアカラーしても簡単には取れません。
では注意したいポイントを説明していきます。
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黒染めの濃さによって明るくなりにくさが変わってくる
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黒染めする前の髪の明るさが明るい程濃い黒染めを使う必要がある為明るくなりにくい
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黒染めの色によっても明るくなりやすさや退色のスピードも違う
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ダメージがある部分は黒染めが深く染まりやすく明るくする時もダメージしやすい
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基本濃い黒染めは赤味が出やすく、その後のヘアカラーが赤味によりやすい
などが黒染めした時に覚えておきたいポイントになります。
その為就活などであまり濃いめの黒染めをしてしまうと地毛の部分は明るくなってしまい黒染めの部分は暗めに染まってしまいます。
ではそういった部分を踏まえて黒染めを取って明るいヘアカラーにされたお客様の例を見ていきましょう。
黒染めした状態のビフォー
ではまずお客様のビフォーの状態を見ていきましょう。
こちらのお客様は黒染めする前は全体にブリーチをした状態から黒染めをされた髪の状態になります。
ここから今回のヘアカラーは、
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ブリーチを使ってなるべく明るく透明感のあるベージュにしていきたい
と言ったご要望になります。ですので今回はブリーチを使い髪の状態を見ながらブリーチでできるだけ明るい髪の状態に戻していきます。
ここで黒染めを明るくする時のポイントです。
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髪のダメージの状態を見てご要望に対して髪の素材を壊さない最適なヘアカラーを提案する
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ご要望に対してそのヘアカラーができる状態か、それともヘアカラーを変更した方が良いかカウンセリングですり合わせていく
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黒染めがどこまで明るくなるか読みにくい場合は、その状態とそうなる事をお伝えして安心して頂いて施術に入っていく
最初にお伝えしたように黒染めを明るくするヘアカラーはマニュアル通りにいかない技術力が求められるヘアカラーになります。
その為しっかりとカウンセリングで髪の状態を見極め髪をダメージさせ過ぎないようにヘアカラーしていきます。
(染めたての色よりもそこから次の美容院にご来店されるまで綺麗に過ごしていただけるかが大切な為。)
今回はブリーチの回数も元々1回しかされていないので、2回ブリーチをして明るくしていく提案をさせて頂きました。
(THEORDERでは通常のブリーチは3回まで。オラプレックスを使用した場合は4回までのブリーチを限界と決めています。)
その回数をブリーチすれば十分な明るさになりますしそれ以上のブリーチはそこまで必要ではありません。
ですのでここから黒染めの残り具合を見ながら綺麗に明るくしていきます。
黒染めをブリーチする時のポイント
ではここでブリーチをした状態を見ていきましょう。
今回は2度のブリーチをしていきましたが、
やはり黒染めが残っているので根元の地毛は2~3cmは明るくなり毛先は少しオレンジが勝った状態になりました。
その為2回目のブリーチは根元を塗らず暗かった毛先のみをブリーチし明るさを均一になる様にしていきました。
乾かした状態で見ると明るさは均一になりましたが毛先は少しオレンジの状態です。
ここで色をオンカラーする時のポイントです。
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根元と毛先の色や明るさの違いに合わせてカラー剤を塗り分けていく
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黒染めの毛先の赤味の残り具合に合わせてアッシュで赤味を抑えていく
と言った部分がポイントになります。こういった黒染めでムラになるケースはとても多く、
こういった状態でもカラー剤を塗り分ける事で綺麗な一色に染める事が出来ます。
あまりにも赤みが強い場合などは希望の色に近づけれる仕上がりの色をカウンセリングですり合わせをし、
1回の来店だけでなく2~3回かけて直したりカットで色が残っている場所を無くしたりしていきます。
赤味が残っているからと言ってあまり限界を超えてブリーチをし過ぎてしまうと・・・
お家でのお手入れが大変になり過ぎたり乾きにくくなり、最悪髪が傷み過ぎて切れてしまったりしますのでお勧めしません。
そしてヘアカラーを塗り終わった状態です。
ここからお流しして仕上がりを見ていきましょう。
黒染めからブリーチした髪のアフター
では染まり上がりを見ていきましょう。
こんな感じに仕上がりました。
毛先の赤味も収まり綺麗な透明感のあるベージュ系に染まりあがりました。
この様に髪の状態や黒染めの残り具合を見ながらヘアカラーする事で、黒染めからでも綺麗にヘアカラーする事が出来ます。
しかし先ほど説明したように黒染めは染めた薬によってその残り具合が全然変わってきます。
その為黒染めこそ市販の薬で染めると取り返しのつかない程ムラになったり取れにくい状態を作ってしまうケースもあります。
今は美容室での黒染めは様々な種類があり濃さや取れ具合なども調整する事が出来ます。
その為黒染めは染める前から重要なんですね。
今回のまとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は黒染めのヘアカラーについて紹介していきました。
この様に難しい黒染めも髪の状態やダメージに合わせてヘアカラーしてあげる事で綺麗に明るくする事も可能です。
今回はブリーチを使用して明るくしていきましたが、他にも脱染剤と言った黒染めだけを明るくする薬剤や、
黒染め自体が明るくしやすく染める薬剤なども存在します。
美容師さんと相談し希望に合わせた黒染めや撮り方をするのがおススメです。
勿論名古屋で黒染めで悩まれている方はTHEORDERでも様々な薬剤と黒染め取りを提案しています。
こういたヘアカラーができるサロンをお探しの方は気軽にご来店下さい。