こんにちはTHEORDERの四宮です。
これまだ飲み続けているので肌がやたらもちもちして無駄に若返ってます。
(これ何って話は少し前のブログにて・・・)
それはさて置きまして、
今回はヘアカラーQ&Aに2回目です。
色々な美容師さんから頂く日頃の質問を勿体ないのでブログにしようというコーナーです。
ブリーチやホワイトブリーチのヘアカラーをしていてよく美容師さんに聞かれるのが、
ホワイトブリーチやブリーチした後実際どんなカラー剤や配合でやってますか?
という質問です。
THEORDERではブリーチカラーのお客様が多いので、
インスタグラムもそういったヘアスタイルにあふれています。
やはり特殊なヘアカラーやブリーチ系のヘアカラーは特殊な技術も必要なので難しい事もあり、
美容師さんでも苦戦している方は多いと思います。
こちらの代表的なホワイトブリーチのインスタのヘアカラーも、 コメント欄は様々な美容師さんの質問で溢れています。
結構質問には時間があればお答えしている事もあり、
美容師さんもホワイトアッシュなどはやはり興味がある方が多いので質問が結構来るんですね。
このホワイトアッシュの作り方というのは日頃の研究や技術によって作られるご飯屋さんで言う秘伝のタレみたいな物なんですが、
今回はそんな作り方やどんな配合をしているかブログに書いていきたいと思います。
実際にホワイトアッシュはどんなヘアカラー剤を使っているの?
では実際にどんなヘアカラーを使っているか公開したいと思います。
(むしろ持ちきれないのでまだあります。)
アプリエからプロマスター、イルミナカラーにスロウ、ロコルやマニックパニック、
アディクシーカラーやオルディーブやコレストンやナプラまで。
正直ここまで扱う幅が広いの!?て言う位取り揃えています。
薬剤というのはヘアカラーにおいてとても重要な意味を持ちます。
(ある程度薬剤のラインナップで出せる色が決まってしまうかです。)
このメーカーのこの色!
と言う様にメーカーに良くも悪くもこだわらず良い色や質感のカラー剤という視点で選んでいます。
すべて毛束でテストし色を見て、モデルさんやスタッフで検証したのち、薬剤を決めています。
この様にTHEORDERでは様々なメーカーのカラー剤を取り扱っていて、
この様々な薬剤の使い分けでヘアカラーのデザインを作っています。
今回はホワイトアッシュの作り方という事でこの中でお勧めの薬剤を紹介していきます。
まずクリア剤でどれくらい薄めるかが重要
ホワイトアッシュなどのヘアカラーはこのクリア剤でどれ位薄めるかがとても重要になってきます。
- 髪の黄色の濃さによって薬剤の濃さを薄める
- ダメージレベルによって抜ける分も計算して薄める
などがポイントになります。
これは正直髪の素材やブリーチの明るさによって変わってきますので、
ブログではお伝え出来ない経験や現場での実戦でお伝えしているところになります。
(youtubeでは実際に動画でビフォーとアフターで紹介しているのでこれくらいの明るさでこうなるというのが分かりやすいです。)
薄める比率は1;1から20:1までかなり薄めまで薄めるのと、
基本低アルカリのカラー剤を使いたいので8LV以下の薬剤しか使いません。
(これはアルカリを減らし髪の素材を傷めないようにする為。)
どんな良い薬剤を覚えたとしてもこのクリア剤で薄めるポイントがしっかりしていないと濃くなりすぎたりしてしまうんですね。
実際に使っているホワイトアッシュの薬剤はこちら!
ではお待ちかねのホワイトアッシュの薬剤を説明していきます。
ホワイトアッシュと言っても実はバリエーションがとても多く、
ホワイトの中に少し色がつくので様々なカラーバリエーションが楽しめるんですね。
なので今回は沢山ある中の代表的な物を紹介していきます。
- イルミナカラーのオーキッド
- イルミナカラーのサファリ
- アディクシーカラーのシルバー
- アディクシーカラーのアメジスト
- アプリエカラーのセピアグレージュ
- アプリエカラーのプラチナアッシュ
- オルディーブのシアモーブ
- N.カラーのフォギーグレージュ
等がシンプルなホワイトアッシュで使っている薬剤になります。
(ここから色味を出したりホワイトに色を付けるのはまたほかの薬剤も加わってきます。)
なので単品でも染めれる代表的な薬剤になります。
全て使っている薬剤は8LV以下の物をクリア剤で薄めて薄く入れていきます。
この多くのカラー剤全て髪質や色によって使い分けて色をデザインしています。
これだけ必要なのと言われると、これだけ必要です。
ミックスや配合に頼っていると少しのずれで色がぶれてしまうので、
(ほんとうに1gの配合で色が変わるんですね。)
単品で綺麗に染める方がいいのと、同じくらい熱に強い薬剤であるかという事も重要になってきます。
これはまたほかのブログで書こうと思いますが、色が飛んでなくなてしまうんですね。
なので熱の体制がある薬剤かもとても重要です。
むしろまだ増やそうと研究して出せる色の幅を模索しています。
これを配合して更に色を作っていく内容は、
今回のブログが好評でしたらそのブログも書きたいと思います。
今回のホワイトアッシュのヘアカラーまとめ
いかがでしたでしょうか。
ホワイトアッシュと言っても実はこんなにこだわって染めているヘアカラーなんですね、
なので・・・
実はこのブログのテーマは奥が深いので一回では書ききれないほど内容になります。
薬剤の配合や色の出し方やブリーチのポイントなど・・・
実はとても緻密で細かい計算で作られているんですね。
また好評だったら細かいミックスした選定や更に深いホワイトアッシュの作り方まで次回紹介していきたいと思います。
良かったら参考にしてみて下さいね。