赤味を抑えた透明感のあるグレーやアッシュにしたいけど、
でもブリーチなどを使わずにできるだけアッシュ系のヘアカラーにしたい。
実はそんな事も髪の状態や色によっては表現できます。
今回はそんなネイビーカラーのご紹介です。
久々に美容師らしいブログの更新ですがw
オープンに伴いサロンワークも再開しましたので、
オープンのドタバタが落ち着き次第色々と新しいヘアカラーや撮影など載せていきたいと思います。
ではまずネイビーカラーにするときのポイントです。
①ブリーチをしない場合にはネイビーにできる明るさに限界がある
基本的に濃い目のアッシュやグレーを重ねれば重ねるほど赤味を抑え透明感のあるヘアカラーに仕上がります。
ですのでブリーチをしない場合はネイビーやブルージュ、暗めのヘアカラーに向いています。
重ねれば重ねるほど赤味を抑えていきますので透明感と色味が表現されます。
最近のヘアカラー剤はアッシュでも透明感があり濁りが無くきれいです。
ですので昔よりもこういったカラーが可能になったんですね。
②暗くしない場合は地毛のブラウンを抑えにくいのでネイビーは暗めがオススメ
ネイビーは暗めにする事により赤味を抑え色味を表現できます。
逆に言えば暗めにしないと地毛の色が透けてしまうと言う事です。
ブリーチや一度明るくしてからネイビーを入れれば地毛のブラウンを抑えられるので、
より明るめのネイビーやグレー系のヘアカラーを楽しめます。
ですのでブリーチなどをしない場合は明るさに限界があるのがポイントです。
③実際のお客様のヘアカラー
では今回のお客様のヘアカラーです。
僕はネイビーカラーを作る時は、
イルミナカラーオーシャンやプロマスターのCB5などをよく使います。
この2色が濁りが無く透明感のあるヘアカラーにしてくれます。
美容師さん向けに言うと沈む位の濃さをぶっこむ位が丁度良い仕上がりになるんですよねw
ビビって薄くしてしまうとブラウンに負けてしまいますから。
暗めのヘアカラーですので、美容師さんと髪の状態や次のヘアカラーの事を考えながらヘアカラーするのをお勧めします。
良かったら参考にしてみて下さいね。