シュワルツコフのカラーワークスが優秀すぎて新時代を感じる

こんにちはTHEORDERの四宮です。

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もう少し締め切り頑張りますのでもう少しだけ、

もう少しだけ・・・

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もうす・・・

と前置きはさて置きまして・・

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今回はシュワルツコフから発売されます塩基性カラーのカラーワークスを紹介します。


 

シュワルツコフのカラーワークスを検証したら優秀すぎて新時代を感じる


 

とまあ先にネタバレをしておくとかなり優秀ですこのカラー剤。

カラーワークス シュワルツコフ

 

(色のラインナップは普通じゃん?と思うのですが使用するとかなり便利!発売されたらかなり人気でそうです。)

塩基性カラーと言うのはいわゆるトリートメントカラーと言われる種類のカラー剤になります。

通常のカラー剤と違いほぼダメージがなく、それでいて鮮やかなヘアカラーを染めるのが得意なカラー剤です。

こちらはまだ発売されていない物をいち早くメーカーさんにサンプルを頂いたので、

実際にどんな染まり具合なのか検証していきます。

色のラインナップは写真の5色展開です。

  • ターコイズ

  • コーラル

  • モーブ

  • フューシャ

  • クリア剤の白

のラインナップになっています。

僕の率直な意見としては色のは狭いなと思ったんですよ。全色相ではないんだ・・・と思ったんですが、

あぁ確かにこの色でも全然表現の幅があるなと思ったのが使用した感想です。

(黄色とオレンジが出せないなと思ったのですが、塩基性で苦手だからとか需要の問題なのかなと思いました。)

これから人気がでたらもっと色のラインナップが増えると思います。

あとは単純に薄めるための白ですね。色がこの出薄める色は必須ですね。


 

実際にカラーワークスを使って染めてみた


 

今回の検証方法はこちらです。

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  • 実際に2種類の明るさの毛束を使いどういった染まり具合になるか実験する

  • 放置時間は10分。

と言ったシンプルな物になります。

(最近4回ブリーチとか多すぎて普通の検証が簡単で涙出ますね。)

実際はまだまだお仕事でかなりの両溜まってるんですが・・・

まずは色出しなのでどんな色でどんな感じに染まるのかを見ていきます。

僕の中で塩基性のイメージなのですが、

  • どうしてもオレンジ系などの色味がハイダメージには定着しにくい

  • 寒色でも青味などが緑色に振れやすい

  • 残留がしやすく赤味やオレンジなどが脱色しても残りやすかった

等の欠点がありました。欠点とまではいかないですが染まりのチェックがしにくいのでカラー剤よりも流したら思った色と違ったり、

色を取りたい時に思ったように取れないというケースがありました。

放置時間も短くトナーなどでオンカラーできるので便利なのですが、使いこなすのは少し経験や薬剤を調整する難しさがあるイメージでした。

その部分もどうなるか検証で見ていきたいと思います。


 

染まり上がりのアフター


 

では染まり上がりを見ていきましょう。

カラーワークス イゴラ 

こんな感じに鮮やかな染まり上がりになりました。

img_1218.jpgこちらがターコイズとフューシャ。

img_1219.jpgこちらがコーラルとモーブですね。

使ってみた感想としては、

  • 意外に粘性がしっかりしていて薬が定着しやすい、でも少し伸びにくいからトナーの時は水分量がポイント

  • 明るい毛束ではそこまで深くならなかった。なので薄める分量や熱や放置時間で調整する必要がある

  • 濃すぎないのでそこまで薄める比率が計算しやすい。ユニコーンとかやりやすそう

  • チューブの容器がそのまま塗布に使える。小さいし色々な使い方で競う

  • この後の人体の検証で色がしっかりと定着し髪の黄味のそこまで降られず全色しっかりと入った

  • 色がぶれないのがかなり使いやすく結構衝撃的だった

今回はこの毛束で染めた感想は、

ちゃんとしっかり色出して呉れて安定してる!という事です。

え?それ普通じゃない?と思われる方もいらっしゃると思いますが、

塩基性はこの安定して仕上がりの色が出せるのがかなり重要です。

(これは特性上安定しにくい、退色しやすいがあるからです。)

ですので率直にかなり使いやすいと思ったのと、

実はこのブログの後にモデルやお客様でも結構使用していて、

(記事にするまでにはタイムラグがあるので、)

人体でもテストしお客様でのユニコーンカラーに使用した時もこんな感じにしっかりと色が表現出来ました。

ユニコーンカラー 名古屋仕上がりはこんな感じになりました。淡くてすごい綺麗ですよね。

img_1176.jpgミックスして4種類の色味でオンカラーしました。

(本当にこれがかなり衝撃で、色の幅は4色なので狭いですが安定しない色があるよりも安定した色だけあった方が良い。)

なので塩基性のカラーのイメージが大きく変わりました。

今まで塩基性使ってたけどちょっと使いずらくて・・・みたいな人とかに普通におススメです。


 

今回のまとめ


 

いかがでしたでしょうか。

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単純に率直な感想としては、

  • この春の新商品の中で一番インパクトあって率直に良いなと思った

  • 塩基性のヘアカラーの可能性が広がり施術やプロセスの幅が広がりそう

  • 出せる色の幅は狭いので合うお客様の幅が研究で広がればいいと思った

  • ここからはブリーチでのどれ位色が取れるか、残留の計算の必要あり

と言った印象です。

なので単純にやらせとかではなくこれ便利やん!!って思いましたw

(ブログに書いてある感想はいつも自由に書いているので変な裏とか無しに。)

これを使ったデザインとかヘアカラーのプロセスつくりとか今までよりも時間かからず色々できそうです。

良かったら参考にしてみて下さいね。