こんにちはTHEORDERの四宮です。
ブリーチと言えば最近の明るいヘアカラーにとっては必須なヘアカラー剤ですが、
実は新発売する新しいブリーチがあるんです。
この新しい今までとは違うブリーチが発売されるのはかなり革新的でここ10何年でも無かった事なんです。
新発売のミルボンオルディーブアディクシーハイブリーチがどれくらい明るくなるか検証してみた
遂に・・・
遂に出ましたよ・・・
オルディーブアディクシーハイブリーチが!!
この発売延期されてからの1年どれだけ待ち望んだ事か・・・
これで年末まで君の事を研究する日々が続くと思うとなんて楽しい美容師ライフなんだ・・・
まずは髪が限界を見極める検証して、そこから放置時間と・・・粘性の実験と・・・
更に様々な髪質へのダメージや・・・脱色のスピードの検証と・・・
更には処理剤との相性からオンカラーでの新しい色味の研究から・・・・
更には他のブリーチとの使い分けや・・・そこからヘアデザインの落とし込みでしょ・・・
更にはプロセスの見直しからエトセトラエトセトラ・・・
考えるだけでもどれだけ実験する事があるか!!
友君(相変わらず言っちゃってんなこの人・・・)
とそれは置いといて、このハイブリーチ!かなり美容師さんにも一般の方にも革新的でヘアカラーの幅げるカラー剤なんです。
ハイブリーチ?一般の方にはなにそれ?
となりますのでまずはこの新しいブリーチ!ハイブリーチがどのような物か説明していきます。
単純に説明しますと、
- 今までの世の中のブリーチよりも更に髪を明るくできるブリーチ
と言う感じです。意外にシンプルな変化なのですが今までの世の中にあるブリーチは1回で明るくなる明るさはどのメーカーもほぼ一緒でした。
(いろいろなネーミングがありますが日本の薬事法上薬の強さは決められていますので、どのブリーチも実は明るくなる度合いは一緒です。)
ですので日本でも何十年ぶりにブリーチが変わったという事になります。
そう!!
サラッと書きましたが意外にこのブリーチ発売されたの凄い事なんです。
でも実際に染めてみないと分からなくない?
といつも莫大な検証をこのブログに書いていますが、何でもかんでも実際に使用してみないと分からない事は沢山あるのです。
という事で今回はこちらの新商品になるミルボンさんから新発売されるオルディーブアディクシーのハイブリーチを実際に使って検証していきます。
今までのブリーチよりも明るくなると何が変わるのか?
とまずは検証に入る前にこのブリーチが発売され今までと美容院でできる事に何が変化するかを説明していきます。
少々マニアックな内容で美容師さん向けの内容になりますが、実際今までのブリーチよりも明るくできる薬剤が出ると何が変わるのでしょう。
ざっと書き出してみると、
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今までよりも一回のブリーチで明るい髪にできるようになる
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少ない回数で明るくできれば時間短縮になる
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ハイライトを沢山いれるようなデザインでもしっかり明るくしながら最初と最後のハイライトの抜けるタイミングを合わせられる
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粘性が柔らかいブリーチでも明度をしっかりと上げられ、操作性の幅が広がる。オキシ3倍以上でスポイト塗布とか
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一回のハイライトブリーチで出せる色に幅が広がる
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2回以上のブリーチのリタッチが合わせられやすくなる
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短時間でハイライトを明るくできる
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黒染めを取りやすくなる
等々僕自身が感じている事は、
この今までよりも1LV更に明るくなると言う事がヘアカラーのデザインではかなり重要だという事です。
ただ僕自身実験段階で、シンプルなハイライトや一回のブリーチ時にしか使用していません。
これからの研究課題は、
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髪に対してどれ位のダメージやヘアカラーのオンカラーに影響が出るか
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数回ブリーチを重ねる施術が同じように可能なのか
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オキシを少なくするほど熱を発する為、もしかしたら海外の様にホイルを使ったリタッチなどを使用していく技術を考えていくのか
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ジメチコンなど配合成分がどう違い髪にどのような変化が今までのブリーチにあるのか
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パーマやデジパーなどの複合ダメージに対してどうでるのか
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プレックス系の処理剤との相性
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頭皮への沁み具合
等々課題は山済みです。これだけ新しい薬ですから普通の使い方では全く問題ないですがサロンワークはそうはいきません。
そもそもそんな危ない橋を渡る様な施術はしないですが、安全だと思っていてもそうでない想定外が無いようにしっかり検証する必要があります。
何でも新しい薬剤って最初はそんな感じです。活かすも殺すも美容師次第。
じゃあ結果として美容院に通うお客様は何が変わるのかと言いますと、
今までよりも少ない回数と時間でブリーチを使用したヘアカラーの色の幅が広がります
簡単にまとめるとこんな感じです。
僕の持っている明るいブリーチした髪の様に日本人は黒髪なので中々明るくするのが大変な人種です。
ですがこういったブリーチが発売される事で更に明るくしやすくなったわけです。
強いブリーチだから今までよりもハイライトももっと明るくなるしブリーチ一回でも明るくなるから鮮やかな色が入りやすくなる。
なのでこれからは日本人の黒髪でも、もっと明るいヘアカラーが更に気軽に楽しめるようになるんですね。
実際に毛束でハイブリーチでどれくらい明るくなるか検証して見る
まあここまで説明したらいい事しかないじゃん!!となりますが、
先ほども言いましたが実際に使ってみないと分からない事も沢山あります。そもそも人の髪質は千差万別ですから。
今回はこの少し茶色い毛束を、
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通常のブリーチと4回までブリーチしてどれくらい明るくなるか比較
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手触りやダメージなどを比較
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放置時間30分、オキシ3倍
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毛束は8LVスタートの明るさの毛束からスタート。営業での明るくなり具合を想定して。
と言った内容で検証していきます。
粉の形状は青味が付いています。ちなみにローブリーチとは色が違うので間違えないようになってますね。
粘性は少し柔らかめのペースト状の様な感じです。固めが好きな人には少し抵抗あるかもです。
1年前から改良を重ねて遂に発売されたこのブリーチ、結果がどうなるか楽しみですね。
ハイブリーチの検証結果を見てみよう
では検証結果を見ていきましょう。こんな感じになりました。
今回は4回までブリーチしていきましたがかなり明るいですね。
実際に比較して感じたのは、
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単純に今までのブリーチと比較しても明るく染まる
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ブリーチの匂いや結構すると感じたのでその促しはお客様にした方がよさそう
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ブリーチ4回まで行くと少し切れ毛などのダメージが気になる。ここは今までのブリーチとの違い
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2回目まではそこまでダメージの違いは感じられない
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ジメチコンが配合されているせいなのか手触りが結構良い
と言った結果になりました。単純に今までのブリーチよりも明るくなってる!!
と言ったシンプルな結果になりました。
ただ気になったのはダメージの部分です。やはりこれだけ強いブリーチなので回数を重ねていくとダメージは今までよりも少し出そうです。
(そもそもここまで強いからそこまでブリーチしなくても良いですし。想定内の結果です。)
まあプレックス系もありますしブリーチは元々無理をしたら痛みますから。
なので今までのブリーチと同じ使い方と言うよりは、どれ位髪が耐えれるか、髪のダメージはどんな出方をするのか?
そのダメージに対して今までと同じようなケアで良いのか?など新たな課題が考えられます
新しいし今までよりも明るくなる!!
といって簡単な使い方までは良いですが、更に使いこなすとなると色々と一筋縄では行かない気がします。
ただ色の幅は確実に広がり新しいヘアカラーの時代の幕開けとも言えますね。
今回のまとめ
いかがでしたでしょうか。
美容室で使用する薬剤は日に日に進化していっています。今までよりもヘアカラーの色味は綺麗になり、
髪をケアするヘアケアやパーマなど年齢を重ねても神之木例は維持しやすくなり、黒髪でも海外の髪が明るい人の様にヘアカラーの色の幅は年々広がってきています。
この新しいブリーチの登場で今までよりも更に消費者のお客様がブリーチのヘアカラーをもっと楽しめるようになるのは確実です。
それに伴い使いこなす側の美容師の技術や研究も課題です。
ちなみに元々美容バカの僕としてはこういった新しい可能性を広げる薬剤や技術は嘘ではなくホントこんな感じにです。
完全にこの写真だけ見たらただの中年の変態ですからね・・・
こうやって日々進化し続け新しいヘアスタイルの研究こそがこの仕事の醍醐味の一つです。勿論それはお客様の喜びがその先があるからです。
またこのハイブリーチを使用したヘアカラーをブログにて紹介していきます。良かったら参考にしてみて下さいね。