美容師としてクリエイティブフォトの作品を撮影する難しさ

春の様々な美容師向けのフォトコンテストもひと段落し、最近は秋冬に向けてヘアカタ用の撮影ばかりしておりますが。

今回はクリエイティブ系の撮影の作品のブログです。

時々撮影で作品を作る度にブログで書いているのですが、

美容師さんでそういったブログを見に来られる方が多く人気なので今回も色々と撮った作品を載せていきたいと思います。

まだまだ結果の出せていない人間ですので偉そうなことは言えませんがww

その試行錯誤しながら撮影している事を、自由に書いて行こうと思います。

載せている作品は全て自分でカメラから編集からヘアを手がけています。

今回のポイントを載せていきます。

  1. 人のコピーにならず自由に自分らしい作品を作る

  2. 趣味ではなく自分のやっている事を客観的に試す為にコンテストに打ち込む

  3. 何でも調べてやってみる

  4. コピーではなく人の手法はマネをして自分の中に取り込み表現の幅は広げる

  5. 常に諦めずやり続ける

①人のコピーにならず自由に自分らしい作品を作る


クリエイティブですから、コンテストでのテーマにそってなどは別ですが作品は自由です。

セオリーに囚われず自由に作る事は、一見素晴らしい事に聞こえますがそんなに簡単に評価などされません。

正直大変ですし、これだけ情報に溢れてる中で新しい作品を作る事は並大抵の事ではありません。

インスタなど様々な作品を見るほど才能や周りのレベルの高さにうんざりする時もあります。

商業的や写真やコンテストに勝ちに行くなどは別です。

ただ柔軟な多様性のある中で産まれる新しい作品の方が僕はやりがいも作品ができた時の嬉しさも違うかなと思います。

趣味ではなく自分のやっている事を客観的に試す為にコンテストに打ち込む

結局その作品が誰かに何かを与えて意味を持つと思ってます。

自分が作る作品を人に見て貰う環境に置く事で気付く事もあると思います。

それによって自分が作る物がどの様な表現ができ周りと比べてどうなのか?独りよがりになっていないか。

趣味なら良いのですが、プロでやっている以上比べられる事からの学びも大切です。


③何でも調べてやってみる

環境が整ったサロンなら良いのですが、そこに甘んじていると教えて貰う習慣がつき自分で考えられなくなります。

環境が整った方が色々と教えて貰え成長のスピードも質も高くなるのは当たり前です。

しかし教えられて貰う事に慣れれば、そこから発想したり広げられず言われた事しかできないと結局作風も広がりません。

環境に頼らず人に聞く前に考えたりやってみたり調べる事が自分らしい作品に繋がると思います。

 
④コピーではなく人の手法はマネをして自分の中に取り込み表現の幅は広げる

僕も今でも様々な講習や業界誌を読んで人の作風や手法にふれ幅を広げています。

撮影の幅も自分で思い付くには限界がありますから、人の手法にふれアイディアを広げる事も必要だと思います。

ただそれをマネするのではなく、その新しい手法やその発想を使って自分の作品にどう取り入れるかが大切ではないでしょうか。


⑤常に諦めずやり続ける

平等ではありませんし誰でも簡単に結果が出る程楽ではありません。努力の量とは別に結果がすぐ出る人もいます。ただほんの一握りの人です。

僕も今年で本格的取り組んで2年目ですが結果は出ていません。

だからこそ考え試行錯誤します。

遠回りかもしれませんがポリシーとして撮影からヘアや現像まで全て自分でやる。

クリエイティブに対してはあまり教えて貰うと言う事をして貰った事がないので、時々環境が整ったサロンを羨ましく思う時もあります。

ただ環境に左右される自分ではありたくないのです。

ただクオリティを求め作品を作る事に向き合い頑張る。

右を向いても左を向いても今は相当クオリティの高い美容師さんばかりです。

そのプレッシャーの中で切磋琢磨し結果が出るまで頑張り続ける。

自分の作風と自分で全てやるという考えが甘い考えかもしれませんが、

それがいつか評価されればと思ってます。