こんにちはTHEORDERの四宮です。
歓迎会などで幹事になっても飲み放題付きのクーポンのお店で成功した事がありません。
それはさて置き、
美容師が好きな話題と言えばホットペッパービューティの話題です。
完全に美容師向けの記事なのであしからず。
やった方が良いとかやらない方が良いとか、
両社とも議論する事が無いので平行線をたどるようなテーマですが。
やはり書いたら書いたで案外読まれます。
そして何より、
意外に検索かかって読まれているのが4か月前に書いたこの記事です。
・ホットペーパー無しで名古屋の街中で美容室オープンして4か月、リアルにどうなったか書いてみる
単純にホットペッパーなしで4か月が経過した時にどんな感じか書いたブログです。
THEORDERもオープンしてから8か月目に入ったのですが、
いまだに何とかホットペッパーに頼らずサロンを経営できています。
むしろあいつ何やってんだ?と都市伝説になりそうな勢いです。
ホットペッパーをやっていない事がやはり珍しいので、
やはり色々な美容師さんにも聞かれたりする事も多いですし、
そんな万人受けするワードでもないのに、美容師さんがググってこのブログが今でも読まれること自体が、
色々模索していたり気になる方って多いんだろうなって感じてます。
ホットペッパーをやっていないサロンは業界誌の経営PLANでも良く特集組まれてますし。
と言う事で、
続!!ホットペッパー無しで名古屋の街中で美容室オープンして8か月、リアルにどうなったか書いてみた
今回はそんなブログの2回目です。
今回は8か月目になったのでそんなブログの続きを書いていきたいと思います。
まず別にホットペッパービューティーが嫌いとかやりたくない訳ではない
これまず誤解されないよう言うと、
ホットペッパービューティーを別にやりたくない訳ではないんです。
だって便利ですしお客様来ますから。
逆に世の中これだけやっているサロンが多いし、その恩恵も僕は過去に受けてきたので重々その凄さは身に染みてます。
ただサロン広告費のかけ方の問題です。
やりたくないんじゃなくてまだ予算を抑えて集客できるって判断しているからです。
広告費を抑え効果を出し集客するのが経営ですから、
ケチる訳ではなくどう予算を使っていくかです。
更に思っているのが、
ただ集客をホットペッパーに頼っていて良いのか?リスク大丈夫?てのは疑問に思います。
なんでそんな風に思うかというと、
いくつか僕の中でポイントがあります。
①掲載するサロンが増えている地域では当然分母の新規の数が増えないと新規の取り合いになる
②掲載料が高いので単純にコストがかかる
③サイトが便利なので予約などシステムが止まったり辞めたい時に依存して辞めれない
④掲載するだけでなく更新やヘアカタなど労力がかなり多い
⑤POSによっての予約システムの重複
⑥辞めたり無くなった時に蓄積されたコンテンツが無くなる危険も無きにしもあらず
などその恩恵以外にもデメリットも多いからです。
その中でも時間に対しての部分です。
小さいサロンには人でも少ないですからヘアカタやブログなど競争が激しい中で結果を出すには時間が割かれたりするリスクもあります。
(まあそれに有り余る恩恵があるので流行っているのですが。)
個人メディアでのヘアカタやブログはまだ結果が出やすいと思ってます。
今の競争が激しい現状でホットペッパービューティー自体に結果を求めランキングも狙っていくにも時間もかかりますし、
現状お金だけではないのが難しい所です。
それでもTHEORDERも少しづつスタッフが増えきているので、
規模が大きくなるにつれ、その子達に仕事の場を与えお客様と携われる環境を増やすには、
次どうしていこうか僕も悩んで考えている所です。
人数も増えれば広告費も色々かけれますし、
ホットペッパー初めてもみんなでその負担を分担できますから。
やはりサロンの規模が大きくなるとどう集客を増やしていくか悩む、ただまだホットペッパー以外で出来る事が沢山ある
なので次に考えているのがどう集客の窓口を広げていくかです。
ただまだSNSにしても発信の内容にしてもまだできる事が沢山あるのと、
広告はホットペッパーだけじゃないって事です。
都会なので誌面は厳しいのでネット関係になるとは思いますが、
人数も増えてきたのでそのスケールを利用したり、
広告費にかけれる割合も増えてきたので、
まだ他の方法で効果測定しながらテストしていきたいと思います。
さりげなくフェイスブック広告やインスタの広告もテストしているので、
またブログに書いていきたいと思います。
サロンの規模にあった集客数で僕は十分。当たり前だけど更に大きくしようとすればお金も労力も時間もかかる
4~5人位までならSNSやホットペッパーなくても行けたんですが、
やはりそれ以上だと発信の質やもっと頭使っていかないとなぁって感じてます。
今の規模だと良かったので無駄に新規に依存しないよう発信の量を調整していました。
(サロンを自分達の力量や処理客以上に無理に大きくしたりしたくないからです。)
なので僕の中でも発信の形は変えていくつもりです。
僕の中でいつも重要にしているのは、
質と効率の良い発信です。
努力と感覚でどうにかしようと思わない事です。
それはブログの更新数だったり内容だったり様々です。
僕は今のサロンを10~12人のサロンの規模を目標に頑張っているので、
それ以上大きくするつもりってなくて。
スタッフが育ってからとかスタッフの成長してサロンが狭くなったらもっと大きくしようと思ってる位で、
無駄に繁栄を望むとひずみが生まれるのとそれとスタッフの幸せは別かなとも思ったりもします。
まだ大きくなっていないので分からないですが。
当然規模が大きくなれば集客はどんどん難しくなるしお金もかかる。
そこで苦労しているサロンも多いと思います。
ホットペッパーだけでも集客数は限界あるだろうし、
じゃあ他の方法で広げていかなきゃって時に壁にぶつかる訳で。
その選択肢に何度も言いますが、
僕はホットペッパーも資金力や規模が大きくなれば勿論ありだと思ってます。
ただそこにだけ依存するのは先ほど書いた理由があるので、
本当に発信の仕方重要ですよね。
むしろ発信力ないとこれからの都会の美容室は終わると思ってます。でも都会だけですけどね。
地方はもっと可能性あるしタウン誌や広告などまだ都会と違う方法が沢山ありますし、
都会の商圏分析なんてあまり関係ないかなと。
だってそこに住んでいる人が来るのはまれですから。
どちらかというと町の雰囲気や働いている方々や買い物ついでなどですから。
あともう一つ重要に考えている事があって、
技術力があっても、もうお客様に見つけて貰う集客力とは別問題の時代、上手くて流行る訳ではない。だからなおさら発信が大事
これ怒られるかもしれないし色々な意見があると思うんですが、
もう上手いサロンと流行るサロンは別な時代だと思うんですよね。
(誤解あるとあれなので、美容師は技術など本質の部分が1番大切なのは理解したうえでです。)
昔から経営の仕方とか色々あると思うので、昔からそうだったと思うんですが、
そもそも上手いとかヘタとか行ってみないと分からなくないですか?
お客様ってどこで見極めるんですかね?写真ですか?値段ですか?
じゃあ問題になっているみたいで写真買って上手く見せて差別化したりしたら、
どうやって対抗していけばいいんですかね?
値段もどこもあまり変わらないですよね?
低価格帯のサロンや中価格帯や高価格帯のサロンがあって、
価格帯が低いサロンは下手なんですか?でも成り立つって事はそこに満足しているお客様がいるからですよね。
それってお客様に求められていたら上手いって事ですよね。
って考えるとですよ、
悲しいけどもう技術だけ磨いていてもお客様に魅力的に見える発信をしていかないとお客様が来てくれない時代なんですよね。
本当は技術だけやっていたいんですが、
それには日本は美容院が多すぎて競争が激しすぎますね。
あと最近話題になっているのが、
ホットペッパービューティが法律的にグレイって話題になっているけど、多分何事もなく変わらないと思う
最近だとこういった記事話題にもなったりしています。
■リクルートの景表法違反の疑義と、労基違反美容室とRの密な関係性 が
多分こんな話題ではびくともしないでしょう。
ちょいちょい批判的なブログは目にしますが、
僕は法律的な事は詳しくないので、そうなんだぁ~位に思っているのと、
確かに表記が紛らわしいとも思うし、検索がしにくいからSNSで美容院を探す人が出てきたんだろうなとも感じてます。
でもそれでどうにかなるかとは思わないです。
本当にグレーでももっと世論が動かないと不動の地位は崩れないだろうなと。
食べログの評価の件でも、前ホットペッパービューティーで合った美容院のスタッフが顧客情報を利用して連絡した件など、
あれだけ炎上してもホットペッパーの不動の地位は変わらないからです。
だから美容師が騒いだ程度では一般の方の世論にまで発生するのが難しいのと、
(そもそも炎上すること自体も難しい事ですから。)
あほな事してる人やバカッターが全て炎上しているかと言うとそうではなく、
ブログの内容や質だけでなく、拡散させたい事を届けたり炎上させる事の方が大変なのです。
後はこういった問題に対して一般の方の興味ってそこまでないのかなとも思います。
今回のまとめ
今回は8か月ホットペッパーをなしで美容室を経営してみた感想を書いてみました。
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規模が大きくなってきて発信の数や質や規模も上げないとなぁと感じている
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ただまだまだホットペッパーなしで他にも方法は沢山あるのでそっちを頑張る
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広告費がかけれるようになり、選択肢が広がったので色々と試してみようと思います
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人数が増えればホットペッパーの負担が少なくなるので、もう少し規模が増えたらありかなと
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人数が増えてできる事が増えたので、数で発信の勝負もしていこうかなと
なので今までの少人数から発信の仕方を変えてやっていくのと、
人数が増え更に発信の土台ができてからまだ集客の必要があればホットペッパーをやろうかなと。
その順番が僕の中で重要なので。
良かったら参考にしてみて下さいね。