こんにちはTHEORDERの四宮です。
アシスタントの頃はお金なくてウィッグはギリギリまで切るか、
先輩の捨てた長めのウィッグを貰って練習してました。節約の為必死にカット覚えてましたね。
それはさて置きまして、
美容師の皆さん練習用のウィッグってどうされてますか?
これって普通に疑問なんですが、
周りのサロンの方はウィッグはどんな物使ってどれくらいの価格の物使ってるのかなと。
それともウィッグ練習あまりしないサロンさんとかやはり増えてきているんですかね。
気軽にフェイスブックなどで絡んで貰えたらなと思います。
今回はそんなコラムみたいなブログですが、
THEORDERでもカットウィッグはベーシックカット練習の為よく使うのですが、
正直髪質と毛量って変わってきてると感じるのって僕だけですかね?
東京チャームと言う形のウィッグが好きで、5番と55番をサロンでは愛用しています。
昔から少しづつ値段が改定され価格が高くなってきていますが、練習熱心なアシスタントの子達には死活問題です。
かるく想像などを踏まえながらウィッグ(髪切る練習用のマネキン)の事を自由に、
そんな話題をブログに書いていきたいと思います。
なので実際そうだって訳でなく想像で書いているのであしからず。
誰か髪を売ってくれる人がいる土台の上に僕たちの技術が成り立ってる
このウィッグの価額が上がってきている背景には髪を輸入している国の物価の上昇があげられます。
エクステやウィッグなども海外から髪を輸入して成り立っているんですね。
実際にどの様に髪の毛ってマネキンにする前に整えているかご存知ですか?
メーカーさんに輸入国のメインで聞いた事があるのは中国とインドです。
昔と違い経済が発展し物価の上昇と共に髪の値段も上がっているそうです。
これからの練習としてウィッグをたくさん使う練習は基本的に基礎の部分でこれからも一人前の美容師になる為に必要な事だと思います。
ただこのままの値段でウィッグは買えなくなっていくでしょう。
単純に海外の経済発展がその国の物価が上がり髪の毛の価格が上昇するからです。
そもそも髪の毛を売る人ってどんな人達なのでしょう?
日本では髪の毛をお金の為に売ろうなんて考えってないですよね。
基本的にはオシャレをする為に美容室に来て髪を切ったり染めたりします。なので髪を売りたいので切って持って帰るお客様はいないし、
(そもそも美容室でそれやらないと思いますが。)
自宅で髪を切って売る文化もありません。
よくよく考えると誰かが髪を売ってくれているから僕達の練習が成り立つと思うと、有難い反面、もしかしたらどこかの国の貧困から成り立っているのかも知れません。
(どこでどんな人達が髪を売っているかの詳しい情報はあまり出回らないので、実際は貧困とは無縁かもしれませんが。)
でもどこかの国の女性が売る為に髪を伸ばしているとしたら、そこに日本の様に髪型を楽しむ文化がないのかもと思うとちょっと複雑ですね。
かと言ってウィッグないと絶対困るんですけどね。
僕みたいな変わり者みたいにウィッグ見ながらナイーブな考えをする、
こんなことを考える人もあんまりいないのかもしれませんね。
でもそう思うと1体1体を大切に切ろうと思いますよね。道具への感謝ホント大事です。
ウィッグが高くなってきてアシスタントの練習にかかるお金は死活問題
しかし高く値段が上がったからと言って練習しない訳にはいきません。
今では値段を抑えたファイバーの物や、
髪の長さや毛量が少ない気軽な値段の物などがあります。
しかし僕の率直な意見としては、やはり昔の同じ価格帯のウィッグよりも質や毛量や長さが落ちてきている気がします。
なので合同練習や重要な練習の際は、少し価格の高いウィッグを使って練習をしたり、
日頃の確認や簡単な練習の際は手軽な価格帯のウィッグを使い分けています。
やはり価格帯の高いウィッグの方が長さもあり練習できる幅も広く、ファイバーはコテやブローなどの跡がつかないので切るだけの練習になります。
モデルさんを用いたお客様を想定した練習の割合を僕のサロンでは多くしていますが、
責任ある練習ができる様モデルさんに入るまでの基礎はやはりウィッグです。
毎月練習を熱心にしているアシスタントの子は10体ほど切るなどは普通の事で、
そうすると価格にもよりますが30000~50000円位の費用が掛かります。
このまま周りの海外の物価が上がり続けたらウィッグでの練習が高価な物になる時代はそんな遠い話ではないかもしれません。
逆に発展途上国の海外の美容師さんてどうしてるんですかね練習?
今回のまとめ
今回はウィッグについてブログを書きました。
海外の髪の毛の仕入れの情報などは軽く聞いただけなので、
中々現地行って調べたりは難しいので実際の所は分かりませんが、
髪を提供してくれる誰かの上に練習が成り立つって事を考えると、
ウィッグの見方って変わるしそういった道具がどう作らているなどは大事かなと。
(昔話題になったファストファッションの作られている労働者の現状などでもありましたよね。)
あんまりこう言ったネットの情報を鵜呑みにするのもあれですが、
信憑性のある情報が多い今だからこそ、
気になったことを実際に現地まで行ったり話を聞いたりして調べるのが一番ですよね。
良かったら参考にしてみて下さい。