こんにちはTHEORDERの四宮です。
春になるにつれてカラフルなヘアカラーにされたいお客様が少しづつですが増えてきました。
毎日何かしらブリーチをしています。
最近お客様からカラフルなヘアカラーのオーダーが増えてきた件
が今回のブログのテーマです。
今回は完全に美容師さん向けのヘアカラーのお話です。
業界向けの記事なので一般の方はあまり面白くないですが、
興味がある方は良かったら。
新しいカラー剤の登場によりヘアカラーの幅が劇的に広がってきている
最近は春という事もあり新発売のカラー剤が多く登場してきています。
2月からミルボンのアディクシーや、
3月にはホーユーのアプリエなど大型のラインナップの新色が発売されています。
大体季節の変わり目はシーズンカラーと言って新色が発売されます。
なので新色のカラー剤が発売されることは珍しい事ではないのですが、
今回の新色は完全に今まであるカラー剤とは別の種類のカラー剤と言っても良い位色の幅が広がりました。
単純に今まで出せなかった色や難しかった色がダメージを抑えながら表現できるようになったのです。
今年は美容業界のヘアカラーの変わり目の年だと感じていて、
今までは海外のインスタで見かけるような難しい色が、
日本人の髪でも表現できるようになったのです。
これは本当にすごい事なんですよね。
新しいカラー剤の登場によって新しいヘアカラーのニーズが生まれている
先に前置きを言っておきますと全然普通のヘアカラーも大好きだしむしろ全体の割合ではそちらの方が多いです。
ですがTHEORDERでは3~4割の方はブリーチもしくはデザインカラーをされるお客様です。
ご希望のヘアカラーにデザインやブリーチが必要ならばこちらから提案する事も多いですが、
お客様が元々そういったヘアカラーでご予約されるお客様が圧倒的です。
絶対的に僕の発信や元々難しいヘアカラーを得意としていたのでそういったお客様からの紹介が広がり、
ブリーチ系のヘアカラーやカラフルなヘアカラーのお客様が増えていきました。
今ではブルー系のヘアカラーから、
ピンク系のヘアカラーまで、
ありとあらゆる様々なカラフルなヘアカラーを施術させて頂く事が多いです。
ほぼ毎日ブリーチをする事が多く僕のインスタのストーリーはカラフルなお客様でいっぱいです。
でも確実に今までのカラー剤と違った表現の幅が広がった新しいカラー剤の登場によって、
お客様の求めるヘアカラーが進化していっているんだろうなって感じです。
でもこういったヘアカラーはこれからは一部の特殊系のヘアカラーとは言えなくなってくるかもしれません。
そういったお客様の新しいヘアスタイルのニーズを汲み取れているかいないか
ちなみに日頃からこういったヘアカラーをオーダーされる方は、
様々な理由でこういったヘアカラーをされたい方が多いです。
インスタを見たりモデルさんの影響だったりと理由は様々です。
ですがご来店されるお客様にほぼこう言ったフレーズを言われます。
(こういったヘアカラーができるサロンを探して来ました。)
(いつも言っているサロンでこういったヘアカラーができなくて。)
こういったヘアカラーをしたいけどどこでできるか分からなく探されていて、
THEORDERに来て下った方がほとんどです。
とてもありがたい事に遠方からTHEORDERにご来店されるお客様が多いです。
北は北海道から沖縄や関西や海外からも。
(むしろ近所の方のお客様は全体の1割にも満たないかもしれません。)
むしろ都会の美容院だと当たり前なのかもしれませんが商圏を完全に無視した形になっています。
やらなくても良い時代からやらなくては生き残れない時代へ
確かにこういったヘアカラーは特殊なヘアカラーのケースも多いので、
普段こういったヘアカラーをされない美容室も多いかと思います。
どんなヘアスタイルのニーズにも答える事は不可能だと思います。
なのでできないものはできない、できる物はできるとサロンのスタイルを打ち出す事は重要な事です。
時代の変化と共に訪れる大きなニーズの変化に準備して対応しないといけない
じゃあそういったヘアカラーって別にできないでいいんじゃない?
と思われる方も多いかと思います。
ただ今回僕が思う事はこういった彩度の高いカラフルなヘアカラーが確実に一般の方にもニーズが高まってきていて、
やらなくてもいいからやらなければいけなくなるのではないかと思ってます。
こういったカラフルなヘアカラーが特別な事でなくトレンドみたいになる事もあるだろうし、
もしかしたらもっとカラフルなヘアカラーがカラー剤の進化と共に、
黒髪からのヘアカラーと言った日本人では難しかった制限を簡単に破り、
カラフルなヘアカラーが日本人のスタンダードになる時代が来るかもしれません。
いや結構マジで。
そういった時にそういったヘアカラーができる準備を少しづつする必要があるという事です。
すぐ来るかもしれないし、こないかもしれないしw
ただこういったヘアカラーは技術や知識が今まで通りには全然行きません。
薬剤も今までのカラー剤ではどうにもならないので、
かなり多くの事を勉強する必要があります。
こういったのは流行ってからでは遅いんですよね。
今回のブログのまとめ
今回は最近のヘアカラー事情について書いてみました。
今回のポイントは、
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今年はカラー剤の進化で今までのヘアカラーから劇的に色の表現の幅が広がった
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それに伴いお客様のニーズが変わってきた
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SNSにより時代の流行の流れが早いので広まるのが早い
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時代に合わせたスピーディなデザインや技術対応力が求められる
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カラー剤の進化とデザインの変化による技術や薬剤の見直しが急務だと思う
といった所が今回のまとめです。
ヘアカラーの紹介のブログをよく書きますが、時代と共にどんどんブログで紹介する内容も変化しています。
今年は特にそういった変化の節目なのかなと思う今日この頃。
良かったら参考にしてみて下さいね。