最近キュレーションサイトがどんどん閉鎖されていきますが、
ヘアカタのまとめやヘアカラーのまとめって著作権違反だらけってご存知ですか?
キュレーションサイトが閉鎖されているのって氷山の一角で、
美容系のまとめサイトって小さい物も含めるとかなり沢山あります。
ワードプレスでブログ書いてるとリンク張られた時とか引用された時に、
ちゃんと承認しますか?ってお知らせが届くんですね。
リンク先からの流入があるとアクセス解析などから元が分かったりします。
初めはリンク先からアクセスなどがあるとラッキーなどと思っていましたが、
了承を得たり自分の記事などをまとめに書くなどならいいのですが、
これって著作権違反って事なんですよね。
それだけでも問題になっているのですが、
こういった記事が検索の1ページに来ているのがほとんど。
実際にググってみると分かるのですが、
2016年の冬のヘアカラーやヘアカタなどを探すとこんな感じです。
https://matome.naver.jp/odai/2144229637927086001
https://i-see.in/articles/1931
誰かの記事で引用したものが検索でアクセス持っていかれてる訳です。
今回はそんな美容系のキュレーションサイトに関するお話です。
①まとめのヘア写真がホットペッパーや様々なサイトなどから引用されて作られてる
せっかく美容師が頑張って作ったヘアスタイルが許可なしでまとめられています。
(実際許可撮ってるのかホットペッパーが引用OKなのか疑問な所です。)
お店の宣伝などで作らている写真が他の商業目的で使われていたらどうでしょう?
それを見てお店に来店されるなどが合ったらまだ良いと思うのですが、
そもそもまとめサイト自体がアクセスを稼ぐためにヘアを載せているので、
そこからリンク先に飛ぶのは少ないと思います。
(そもそもそのヘアカタをホットペッパーで見つけてもらった方が来店に繋がる。)
ヘアカタをもっているヘアカタサイトが特集記事をサイト内で引用して作るなら分かるのですが、
その写真を野放しにしていてせっかくの美容師の努力が誰かの利益になっているのはちょっとなぁと思います。
そんなサイトが無ければ世の中の真面目にやっている美容師の発信が結果につながるだろうし、
色々な物に依存しなくても昔みたいに紹介やSNSをみてご来店されるお客様や消費者の傾向になるかなと。
無駄な事にお金かかり過ぎなんですよね。
②まとめられている内容が美容師などプロの立場と知識でちゃんと作られているか
ヘアカタなどではヘアカラーなど色別に特集などされていたりします。
しかし美容師ではない一般的な人がヘアスタイルやヘアカラーなど、
写真などから似ている物をまとめるのってどうなんでしょうか?
例えばコテで巻いている物とパーマで作られているヘアスタイルを見極められるのか。
アッシュのカテゴリーにまとめられている物が本当にアッシュなのか?
医者でない方が書いている医療の情報と、
美容師でない方が書いているヘアや髪の情報、
(僕が思うのは同じ国家資格を持った職業だと思うんですよね。)
簡単なアレンジならまだしも、髪のダメージに繋がる施術のものって、
お客様が分からずそれができると思ってしまったり、
間違った知識を持ってしまうと思うんですよ。
髪の毛でも一回痛ませてしまったりすると戻らない物も沢山あります。
病気関係じゃないからいいじゃないかと言ってしまえばそれまでですが、
髪を扱う事は専門的な知識も必要な事です。
しっかりとしたプロや資格を持った人が情報を発信するのは、
美容などにも一緒の事が言えるのではないでしょうか。
③しっかりとした情報が伝えられず美容師の書いたちゃんとした情報が伝わっていないのではないか
これは検索ワードに対してどうしてもまとめなどが1ページにきてしまう事からいえます。
別に悪い事ではないのですが、その内容がしっかりとしたもので書かれているか。
昔から思っていたのですが新色などの春色のヘアカラーを探していても、
適当にヘアカタからピックアップして新色でもない人気のありそうなランキングに入っている髪型をまとめていたり、
フェイスブックなどを通じて色々な美容師さんのブログを見るのですが、
もっとお客様の為になるブログを書いている美容師さんが沢山いるのに、
その方々の情報が一般の方に届くといいのになぁって感じます。
(こういった事を書いても一般の方に届くまでいかないのと一緒。)
中々こういった主張や意見を世の中に広めるのって、
情報を書く事と同時に広める事のスキルや知識も必要なんだなと実感します。
今回のまとめ
今回は昔から ブログ書いていて、これどうにかならないかなぁっ思っていたことを書いてみました。
何度も言うように良い情報なら世の中の人に美容の情報が届くまとめなら大賛成なんですが、
プロから見てえぇ?って内容の美容の情報が広まるのはどうかなって思うのと、
ヘアカタサイトからの写真の引用がそのサロンが知らないうちに他の商業用に使われている、
ってのが問題で、
(ほかのサロンの写真で看板作っているような物。)
どうにかならないかなって1人事でした。
まあそれに負けないSEO対策と質の高いブログ書けばいいんですけどね。