初夏や夏に向けて新色を使ったヘアカラーの紹介です。
ヘアカラーに立体感や動きを出せるのはご存知ですか?
いつも好みの色味でカラーしていてマンネリしていたり、
そこまで冒険するのは怖いけど少し変えてみたいか時にオススメのヘアカラーです。
今回は1色では表現できないローライトを使ったヘアカラーです。
(余談ですがちょいちょい変顔してくるさゆりちゃんがいますがご了承下さい。)
①ビフォーの状態
今回はスタッフのさゆりちゃんをモデルにヘアカラーしていきます。
まずはビフォーの状態です。
1ヵ月半が経ち前回のイルミナカラーが抜けている状態です。
今回は全体はイルミナカラーのフォレストをメインに、
ローライトで動きを出していきたいと思います。
②ローライトを入れるとどういったデザインになるか
ローライトとは全体よりも暗い色ポイントで入れるカラーなのですが、
メリットとして、
- ローライトの部分が色落ちが遅く全体の退色を遅くしてくれる
- 根元が延びてきたときに境目をぼかしてくれる
- 髪に立体感や動きを出してくれる
などのメリットがあります。
2-1ローライトの部分が色落ちが遅く全体の退色を遅くしてくれる
ローライトの部分は全体よりも色が暗く濃い部分になります。
その為始めから沢山色が入っている場所になります。
濃い色の方が色は抜けにくいですから全体が抜けてきてもローライトは色が残ってくれます。
その為退色を遅くしてくれるのです。
2-2根元が延びてきたときに境目をぼかしてくれる
ヘアカラーは明るくなればなるほど延びてきた時に根元との境目が目立ってしまいます。
そこで活躍してくれるのがローライトです。
表面に入れてあげる事で伸びてきた根元の境目をぼかし明るいカラーなどのプリンを目立たなくさせてくれます。
2-3髪に立体感や動きを出してくれる
ローライトを入れることで髪に色々な明るさの色が混ざってくれます。
その為巻いたりしていなくても髪に明暗が生まれます。
1色では色によってはノッペリ見えやすい色などにも、
髪にメリハリをつけ立体的にボリュームがあるように見えたり抑えたりしてくれます。
③アフターの仕上がり
では仕上がりに行って見ましょう。
今回はイルミナカラーのフォレストにオルディーブのNBGと言うカラー剤でローライトを入れました。
モデルのさゆりちゃんは色がすぐ抜けやすく髪が柔らかいので、
ローライトで色持ちと巻いていないシンプルなボブのスタイリングでもメリハリとデザインを効かせてくれます。
前に入れたハイライトも残っていますから更に髪のブレンド感が出ています。
④まとめ
今回はローライトを使った春夏のヘアカラーのご紹介でした。
ローライトのポイントは、
- ローライトの部分が色落ちが遅く全体の退色を遅くしてくれる
- 根元が延びてきたときに境目をぼかしてくれる
- 髪に立体感や動きを出してくれる
今回は代表的なメリットをあげましたが、他にも様々なメリットがローライトで表現できます。
全体の明るさや髪の状態、髪型に合わせてローライトやハイライトを入れてあげるのがポイントですので、担当の美容師さんと相談してデザインするのもポイントです。
良かったらヘアカラーの参考にして見て下さいね。