就職活動や実習などで黒染めをした後にヘアカラーで明るくしたいけど、
黒染めをしたら明るくなりにくいと言われたことはありませんか?
今回はそんな黒染めをした後に明るくする方法から、
黒染めをした後に気をつけないといけないポイントをまとめたいと思います。
①黒染めを明るく綺麗にする為には
まずは黒染めの時にいつものヘアカラーと何が違うのかまとめていきます。
- 黒染めした部分が明るくなりにくい
- 黒染めの色味によって明るくしても赤味が残りやすい
- 黒染めした場所としてない場所の境目の色が馴染みにくい
といった問題があげられるんですね。
単純に一回黒まで暗くすると簡単に明るくできなくなるという事です。
そのまま染めてしまうと黒染めの場所は暗めに染まり、
伸びてきた根元は普通に明るくなってしまい色が変わってしまうと言うことです。
②黒染めを明るくする方法
カラー剤も進化して昔よりも綺麗に黒染めが取れるようになりました。
昔は濃い黒染めでしたらブリーチをするしかなかったのですが、
そうするとムラになりやすかったりダメージや、一度かなり明るくなってしまうのでその後のヘアカラーの色持ちが悪くなっていました。
最近は黒染めに対しての薬剤も進化して様々な選択肢があります。
色々な方法があるのですが、
- 黒染め自体を取れやすい黒染めで染める
- 黒染めの所だけを明るくする脱染剤を使う
などがあげられます。
では今度はこの二つを説明していきます。
②-1黒染め自体を取れやすい黒染めで染めるとは?
考え方としては黒染め自体の種類も沢山あるのです。
僕がお勧めしているのはこちらのホーユーのレセブラウンです。
このカラー剤はしっかりと黒染めしてくれ色持ちも良いのですが、
明るくしたい時に普通の黒染めのカラー剤よりも明るくなりやすい性質があります。
ですが取れやすいだけで全部黒染めがとれると言う訳ではありません。
なのでブリーチなどを使わずに自然な茶色などには戻しやすいカラー剤です。
②-2黒染めの所だけを明るくする脱染剤を使う
今度は黒染めだけを髪から脱色してくれる薬剤です。
黒染めのカラー薬だけを髪から取り除いてくれます。
ダメージもブリーチに比べ抑えられているのと、
黒染めと地毛の境目を綺麗に染めやすくなります。
この脱染剤を使って明るくしてから、ダブルカラーで希望の色味をカラーすると綺麗に染まってくれます。
欠点としては黒染めの種類によっては赤味が残ってしまうことです。
その赤味はどうすればいいかを次で説明していきます。
③赤味を抑えながら希望のヘアカラーにしていくには
せっかく黒染めをとって明るくなったとしても、赤味が残って希望の色にできないことはよくあります 。
ではそのような時はどうすれば良いか説明していきます。
- アッシュやマット系のヘアカラーで赤味を抑える
などがポイントです。では実際に黒染めから赤味を抑えたヘアカラーにされたお客様を例に説明していきます。
④-2、アッシュやマット系のヘアカラーで赤味を抑える
こちらのお客様は黒染めを実際に脱染した後の状態です。
ここからマット系のヘアカラーをのせてベージュ系のヘアカラーにしていきます。
この様にしっかりと赤味の種類や濃さを計算しながらカラー剤を調合してあげると残った色味も馴染ませてくれます。
④まとめ
もう一度おさらいです。
- 黒染めした部分が明るくなりにくい
- 黒染めの色味によって明るくしても赤味が残りやすい
- 黒染めした場所としてない場所の境目の色が馴染みにくい
黒染めのを綺麗に明るくする方法を説明していきましたがいかがでしたでしょうか?
正しい黒染めと綺麗な黒染めのとり方をしてあげれば髪にの負担を最小限にしてヘアカラーを楽しむことができます。
良かったら参考にしてみて下い。ね