こんにちはTHEORDERの四宮です。

このブログでも様々なブリーチに関する記事をUPしてきましたが、最近のブリーチカラーはデザインもかなり多種多様になってきていて変わって来ています。ここ数年間でホワイトブリーチのヘアカラーも結構当たり前の時代になってきました。
お客様目線だとこのブリーチのデザインカラーはどうやってオーダーするの?と言う様にどのデザインがどんなブリーチの仕方をするか写真だけで判断するのが難しい場合があります。

今回はそんなブリーチカラーのデザインを種類別で紹介していきます。
全体をブリーチをするワンメイクのブリーチカラー
基本のブリーチカラーは写真の様に全体をブリーチするヘアカラーになっています。根元から毛先までをブリーチで明るくして色を入れていきます。
ここから色々なバリエーションにも変わっていきますが、基本的にブリーチをしてから色を入れると、
- 髪の茶色味がなくなるので透明感が出る
- 退色した時に髪が明るくなる。(残りやすい色を入れた場合を除く)
- 色の鮮やかさが出る
等が変わります。美容師さんにブリーチしないとこの色はでないですね。と言われるケースは茶色味や明るさが足りず色味にブラウンが混ざってしまうケースです。
その為ブリーチをして黄味や茶色味を薄くして色を染める事で鮮やかなヘアカラーや薄い色が表現できます。この全体のブリーチから派生するのが、
根元から毛先にかけて明るさが違うグラデーションカラー
グラデーションカラーは根元が暗く毛先に向かて明るくなるヘアカラーの事です。
グラデーションにするのはデザイン的な部分もありますが、
- 根元が伸びてきても明るくなりにくく根元が目立ちにくい
- 明るいヘアカラーが似合いにくい人も根元で肌になじませやすい
- 毛先の部分的なので極端な色味の明るさやヘアカラーも似合わせやすい
- 毛先のみを明るくする場合は部分的なブリーチで済むのでダメージの心配が少ない
等がグラデーションカラーの良い所ですね。全体ブリーチだと少し退色した時に明るくなるのは少し・・・と言う方は毛先のみでしたら安心感もありブリーチカラーの入り口として挑戦しやすいです。
このグラデーションカラーも毛先だけをブリーチする場合と根元から毛先までブリーチする場合があります。
これは根元の色味がグレーなど透明感のある色味で暗くした場合は根元もブリーチする必要があります。根元が茶色味のあるヘアカラーの場合は根元はブリーチする必要はありません。
ただ一見ブリーチが必要そうな色味でもブリーチする必要がある色味もあるので、美容師さんに相談して判断する事がオススメです。
ハイライトのブリーチデザイン
ブリーチカラーの中でも細い線をデザインするカラーと言えばハイライトです。このデザインの特徴としては、
- 部分的なブリーチだけなので伸びてきても根元が目立ちにくい
- 表面など部分的なのでダメージが少ない
- 太さによって印象を操作できるので仕事で厳しい方にもおススメ
- 髪を縛った時に髪の動きなどを強調したデザインが楽しめる
等がハイライトのポイントです。
このハイライトとグラデーションカラーを組み合わせたりするデザインもありますので、表面に繊細な明るい部分がある場合はこのハイライトのケースが多いです。
バレイヤ―ジュ
最近一番流行っているブリーチデザインと言えばこのバレイヤージュです。
ほうきで掃くという意味のバレイヤージュですが、
まずはバレイヤージュがどんなデザインなのかを説明していきます。
- 境目に深さのあるグラデ―ションカラー
- 境目の太さは太くも細くもデザインできる
- 毛先は部分的に明るくしたりするデザインもある
- ハイライトとグラデーションカラーが混ざったようなデザイン
- 一度染めると根元が伸びてきても気にならない
と言った特徴があります。境目にハイライトのようなデザインを楽しみながら毛先を明るくしたい時に有効なブリーチカラーです。
最近はインスタでも多く見かける様になりましたが、バレイヤージュには向いていない髪型や髪質の状態もあります。
- 黒染めなど根元と毛先で色の明るさや色残りが違う
- 表面の髪があまり被さらないヘアスタイル
- 元々ハイライトやムラ感がある素材
- 極端にダメージがある髪の素材
等があげられます。元々の髪がムラがあるベースだと更にムラに抜けてしまいますのでお勧めしません。ですので髪型や髪の状態を選ぶヘアカラーとも言えます。
ただ一度ブリーチでデザインを作ってしまえばしばらくはそのデザインを楽しめるので忙しい方などにもおススメとなっています。
インナーブリーチカラー
定番のブリーチカラーとして根強い人気なのがこのインナーカラーです。
内側だけをブリーチして色味を内側と外側で変えるデザインカラーです。
- 内側のブリーチする面積によって見える幅などが調整できる
- 縛ったりすると髪が隠れるのでさりげなくデザインカラーをしたい人に向いている
等が特徴となっています。お客様のご要望でもさりげなくブリーチカラーを楽しまれたい方やバイトなどであまり派手なヘアカラーはできないけどブリーチカラーを楽しまれたい方が多いです。
内側だけですと少し鮮やかな色味や明るい色味でもそこまで派手に見えすぎないので、ちょっと派手な色味に挑戦したい方にもおススメです。
今回のまとめ
いかがでしたでしょうか。この様にブリーチヘアカラーの色味も多種多様なでデザインが増えました。少し前まではブリーチカラーの色味や明るさなどがデザインのバリエーションでしたが、最近はどの場所をブリーチしてその色味を入れるかがトレンドになっています。ただデザインのバリエーションが多く一般の方がそれがどのようなブリーチのデザインなのかは見極めるのが難しいです。髪の状態や髪型によってはあまり向かない場合も多いので担当の美容師さんに相談する事をお勧めします。良かったら参考にしてみて下さい。