全く刺激がないカラー剤!ルポリサージュでブリーチした髪を実際に染めてみた
今までのカラー剤と違った新しい染料で作られたカラー剤ルポリサージュ。
今までのカラー剤と違い頭皮への刺激がなくアルカリフリーで髪に優しい薬剤になっています。
前回は実際に全色を染めてどんな風に色が染まっり色になるのかを検証しました。
今回は実際にブリーチしたモデルさんを染めてみてどんな風になるのか紹介していきます。
もう年内の講習の仕事も終わってサロンワークに集中している毎日なので、またブログも少しづつ再開していきますね。
モデルさんのビフォーの状態
ではモデルさんのビフォーを見ていきます。
今回のモデルさんは全体に2回ブリーチした明るさになっています。
ルポリサージュは脱色の力はないので根元などを明るくはしません。
その為根元を染める場合はカラー剤やブリーチなどで髪を明るくしてから染める必要があります。
今回のケースは根元をそのまま活かして毛先のブリーチした部分にグレージュを染めていきます。
今回使用するのはルポリサージュのヘーゼルベージュです。明るさは中間のLですね。
僕自身も人体に染めるのは初めてなのでそんな発色になるか楽しみです。
実際に塗布している感じはこんな感じです。
粘性が柔らかくウェット塗布がしやすいのと塗布量もそこまでかからないのは嬉しいですね。
このまま自然で15分時間を置いていきます。
通常のカラーとは違い染料が元々発色しているので塗った直後から染まっている感じがします。
シャンプーも染料がタオルなどにつきにくいように2回シャンプーを推奨しています。
色は今回中間の明るさですが毛束で染めた時の様にやはり濃いめですね。
仕上がりのアフター
では染まり上がりを見ていきましょう。
かなり深い色味で透明感のあるグレージュになりました。
ポイントとしては、
- やはり検証の時と同じで色味がしっかり濃いめになっている。クリアの調整はポイントかも
- 染まるのがとにかく早い!!ここからあっためたり加温すると更に深く入りそう
- 手触りは結構髪がしっかりとした質感。ハリコシを感じる
- 塗布の揉み込みは薬剤のりやすいから甘くなりやすいけどしっかりと揉み込んだ方がムラなく綺麗
と言った部分が感じた事です。
これだけハイトーンのブリーチした髪から綺麗に色が入ったのと、
やはりハイトーンからのトーンダウンの際はしっかりと塗布の際に揉み込むのが必要だと感じました。
薬剤が柔らかく髪に塗りやすいので色が入った感じがするのですが、揉み込みが甘いと色が薄く染まっている印象でした。
今回のルポリサージュのまとめ
今回は実際にルポリサージュを染めていきましたがやはりノンアルカリで髪に負担が少ない事、
そして頭皮への刺激がない為負担が無くブリーチ後のヘアカラーが染めれる事などメリットは沢山あります。
色のバリエーションがグレージュメインなのでそれ以外の色味に染めたい時はまだ選択肢が少ないですが、
最近の塩基性カラーはヴィヴィットな色味を表現するのが得意ですがグレージュは得意ではなくカラー剤の方が表現しやすいです。
このルポリサージュは塩基性の様な薬剤なのにそのグレージュを表現できる部分は今までにない所です。
ここから退色の仕方などを見て通常のカラー剤とはどういった変化をするのかも見ていきたいと思います。
美容師の方はカラー剤選びの参考にしてみて下さい。