こんにちはTHEORDERの四宮です。
ブリーチのヘアカラーをしたのは良いけど根元が伸び来た時ってどうすれば良いんだろう?
と思った事はありませんか?
お客様でも美容師さんでもブリーチしたら毎回根元をブリーチしないといけないのかな?なんて思う方も多いはずです。
実はブリーチをした後の伸びてきた根本は様々な方法でオシャレに活かしたり馴染ませたりできるんですね。
今回はそんなブリーチのリタッチの根元が伸びてきた時の綺麗な染め方をお伝えしていきます。
ブリーチの境目を馴染ませる方法は3つ!!
ブリーチの根元が伸びてきたと言っても馴染ませる方法は様々です。
まずはなじませ方のポイントをまとめていきます。
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普通に伸びてきた部分をまたブリーチして明るくする
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カラー剤でグラデーションに馴染ませる
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ハイライトで境目をぼかす
などがブリーチの伸びてきた根本を馴染ませる代表的な3つの方法になります。
シンプルに根元や全体をブリーチして馴染ませるのは一般的な方法ですが、写真の様に色をリセットして根元を直す方法です。
どの方法が良いというよりもそれぞれメリットやデメリット、向いているヘアカラーや向いていないヘアカラーまで様々です。
例えば毎回根元をブリーチでリタッチする方法は明るいヘアカラーを綺麗にキープできますし効果的な方法です。
しかし毎回のダブルカラーは時間がかかってしまいますし髪の負担もかかってしまいます。
この様にどの方法もケースによって使い分けをしてデザインに合わせてあげる事が重要です。
今回はその中でも伸びてきた根本を活かすハイライトの方法を紹介していきます。
ハイライトを使って伸びてきたブリーチの境目を馴染ませてみよう!!
ではビフォーの状態から見ていきましょう。
ブリーチして何か月か経つとこの様に根元が伸びて境目が目立つようになってきます。
境目が1~3センチほどでしたらグラデーションで自然になじませれるのですが、あまり伸びてくると暗い部分の面積が増え少しグラデーションも強くなってきます。
そのようなときに効果的なのがハイライトです。
この様に表面や顔周りなど境目が目立つところにポイントでハイライトを入れていきます。
(全体にデザインのアクセントとしてハイライトを入れても大丈夫です。)
今回は目立つ所をポイントでハイライトをデザインして馴染ませていきます。
20分~30分時間を置くとこんな感じに明るくなります。
ハイライトの太さはこんな感じです。細かい糸の様なハイライトで馴染ませていきます。この境目を繊細にするために細かくするのがポイントです。
そしてハイライトを入れたら一度お流しをして全体をオンカラーしていきます。
(オンカラーと言うのは全体に色を入れていくという事です。ブリーチは薬剤の特徴として色を明るくする事しかできないのでその後染める必要があります。)
今回はtheorderで提案しているナチュラルコントラストと言うデザインになっています。ハイライトはそこまで目立たせすぎずナチュラルなハイライトのデザインカラーです。
ハイライトはしっかりと目立たせつ事も出来ますしナチュラルにもデザインする事が出来ますので、要望に合わせて調整していきます。
短時間で明るく染まってくれるのでダブルプロセスでもそこまで時間をかけずハイライトを入れてくれます。
染まり上がりのアフター
では染まり上がりを見ていきましょう。
こんな感じに綺麗に境目が馴染んでいます。ハイライトだけでもこれだけ綺麗に境目を馴染ませることができるんですね。
今回は根元を馴染ませるためにハイライトを入れていますが、その効果は毛先の色味も綺麗にしてくれます。
ハイライトのおかげで全体にもヘアカラーが透明感が増し色味が綺麗に染まってくれています。
やはりブリーチを使いデザインしてあげる事で一色では出せない立体感や透明感を表現する事が出来ます。
ハイライト以外の根元は伸びてきたプリンの境目を馴染ませてくれますし、また伸びてきた時もそこまで境目が目立ちません。
今回のまとめ
いかがでしたでしょうか。ブリーチを使用したヘアカラーは最近珍しくなく多くの方が楽しまれるヘアカラーとなりましたが、
染めた後どのような方法で根元の伸びてきた部分をどう染めるか、その選択肢が色々とある事は意外に知られていません。
根元の染め方でその後も様々なヘアカラーが楽しめるのがブリーチヘアカラーの良い所です。
今回はその一つのハイライトで馴染ませて伸びてきたブリーチのリタッチを綺麗に染めていきました。
他の方法もまた次回のブログにて紹介していきます。他の方法もそれを活かした様々なデザインのヘアカラーにできますし。
良かったら参考にしてみて下さいね。