1年9か月都会の名古屋のど真ん中でHPB無しで美容室経営して、1年10か月目に試しにHPBやってみて感じた事

こんにちはTHEORDERの四宮です。

今回は定期的に書いている美容師さん向けの記事です。(完全に持論の自由に書いてます。)

マジで面白みなく真面目に書いていますが、美容師さん目線では面白いと思います。

定期的に書いているこの記事。最近は美容師さんのHPB関連の記事はあまり見なくなりましたが、

(多分ほかの業界の方がこの手の問題は盛り上がっている感じ。ホテル業界と飲食関係は特に。)

最近飲食関係のこのブログが話題になりました。

①食べログのネット予約が腹立つ理由を、飲食店の中の人が述べるよ【追記あり】①

美容室での立場でも色々と考えさせられる事があります。

美容師さんや美容室を経営している方はやはり集客と言うワードは永遠の課題と言うか、まあどの職種でも同じだと思うのですが。

ちなみに僕が経営しているTHEORDERは今年の7月で2年と2ヶ月が経ちました。

話がずれる前にでは本題に・・・


 

1年9か月都会の名古屋のど真ん中でHPB無しで経営して、1年10か月目に試しにHPBやってみて感じた事


結論から言うと今年の3月からテストでHPBを始めました。理由としては色々ありますが、

  • NET予約を含めHPBに依存しない状態で開始できそうだから

  • 規模が大きくなり利益的に広告費をもっとかけても経営の負担にならないから

  • 少し集客の幅を広げたい程度なので、最近はどうなのか負担の少ない一番最小のプランでHPBの最近の動向を見てみたいから

  • フリー客を増やし発信が苦手なスタッフに顧客を付けて発信の格差による集客のムラを無くしたかったから

等があげられます。ポイントなど経営面でマイナスになる部分は単価を上げてクリアしました。

(ほかの業種でもそうですが、ホテル業界は自社サイトが一番お得で集客サイトと上手く付き合ってますよね。それを取り入れました。)

僕が懸念していたのはサロンの発信やNET予約環境などが整っていない状態でHPBを初めて依存してしまう事。

その部分もクリアできるしちょっと試してみてコスト面をクリアできないなら半年のプランにして直ぐ辞めてしまおうくらいで始めました。

それに広告費の部分は頑張ったかいもあり今までその部分を人件費や教育、設備投資に使ってきました。

その部分の費用も確保しながら広告費増やせそうだったので、余裕ある状態で始めたのは大きいですね。

(最近経費は使っていかないと売り上げはある程度から中々増えていかないと実感してます。ホント経営って難しいです。)

そしてもっと感じているのは、

  • やはり広告費の使い方を集客サイトだけでなくもっと使い方を考えて工夫しないといけない

  • NET広告など個人でやっている美容師さんは多いけどどこまで効果が出ているかの疑問

  • アナログも含めてもっと知名度や幅を増やしていく

  • 時代の流れを汲み取りながら、その時代時代に合わせた発信を模索する柔軟性。でもデザインとか売っていくものの本質はずらさない

とかですね。


 

下のプランだとNEWOPEN終わると普通にやっていてはかなり厳しいと実感


素直にこの感想です。表示される順番はもう13ページ目以降なのでほぼ見られないですよねw

でもいろいろ工夫したら結構変わりました。まだまだ工夫の余地ありです。

なのでHPBはライバルが少ないカテゴリーで勝負する事にしました。

(意外に探すとライバル少ないカテゴリーもあるんですよね。)

なので色々と実験しながら工夫してどんな結果になるかテストしています。

(ヘアカタのランキングも下のプランではほぼ狙えなさそう。ランキングのると変わるのですが、もうこれは仕方なさそうですね。)

来店動機もごっちゃになってしまうとあれなので、何見てきたのかもなるべく分析できるようにしてます。

この方法で経費を抑えながらどこまで効果がでるかも今後テストしていきます。


 

今まで広告費が売り上げに対して2%未満だった。でもこれからは駄目だと思う


他の美容室は色々あると思いますがそこまで高くない数字だと思ってます。

(小規模の美容室ではかけていなかったり紹介で集客しているサロンはもっと少ないでしょうが。)

この規模の美容室では悪くない数字だと思います。

4月にスタッフが増え全員で11人になったTHEORDERですが、有難い事に去年の年末に法人化し売り上げも安定してきて、

今までは経営面でコストを抑えるためにSNSなどの発信を中心に駆使してお店の広告をしていました。

THEORDERは名古屋の栄のど真ん中に位置しています。このTHEORDERのある矢場町と言う場所は名古屋でも一番美容室が密集している場所になります。

(いわゆる名古屋では美容室激戦区と言う場所ですね。全然お店出すときはそんな事一切考えていなかったのですが。)

発信には自信があり最初は1人からのスタートだったので初めは自己集客のみで何とかなると思いやっていました。

さすがに11人と言う美容室ではいわゆる中規模のお店になったという事で、経費を抑えるだけでなく上手く使って発信を強化していかなければいけなくなってきました。

(さすがに11人の規模の集客や発信を個人でやっていくのは限界もあり、)

1人で発信力がある事とサロンとして発信力をつけていく大変さは全く別物です。

経費を抑える事も重要なのですが、必要な事には見極めながらもっと経費を掛けて反映させていかないといけないし、

僕自身経営ばかりになってしまうと技術開発などデザインの部分が疎かになってしまうので、

サポートしてくれるスタッフも任せる事の幅を増やせるようもっと教育の幅や内容を見直したり。

そうなってくると長く働いてくれることが大切にもなてっくるので、改めて社員の大切さを再確認します。

今後の課題としては、

  • 発信で大きく結果を出せるスタッフの育成(少しではなくかなり発信力のあるスタッフ)

  • 発信が苦手なスタッフも差がうまれないようにするサロンのサポート

  • サロンの規模を利用した発信の方法

  • マンネリ化してきている感があるので新しく発信方法を模索する

  • サロンとしての発信を強化してSNSからのフリーのお客様を獲得したい

等が課題です。発信を中心に書いていきましたが、発信する為にはそれ以外の事も色々とやっていかないと難しくなってきたのが結論ですね。

みんな発信は習慣化してるしもの凄いスタープレイヤーは生まれていませんがそこそこできてはいるんですよね。

ただここから大きく飛躍していこうと思うと会社として育成の強化や経費を使ってサポートを強化していかないと厳しいと感じてます。

なんか色々と落ち着いてきた感じもあるのと美容師さんの発信もある程度そこまで大きな変化もなくまた何か新しい並みか形が変わってくるのかなと感じる今日この頃。

インスタやLIVE配信や動画などこの流れがしばらく続くのか・・・本当に変化早いですからね発信は・・・


 

今回のまとめ


いかがでしたでしょうか。

今回はこんな感じにまとめてみましたが、実は発信は良い部分だけではないです。

(いい部分ばっかり注目されがちだけどそうでない部分やリスクも勿論あります。どんな方法も一緒ですが。)

例えば、

  • 発信のモラルを教育を怠って炎上してしまう

  • 良い噂と一緒で悪い噂や書き込みの拡散(これは発信をしていなくてもありますね。)

  • その部分に教育の時間を取られる

  • できるスタッフとできないスタッフの格差

  • 発信が上手くいかず手間が増えてしまうケース

など様々なです。

良い部分ばかり注目されがちですがこういった部分も書いていかないといけないんだろうなと感じる一方、

そういった情報の少なさも怖い所ですよね。

良かったら参考にしてみて下さいね。