こんにちはTHEORDERの四宮です。
今回は美容師さん向けに定期的に書いている記事です。
なので一般の方は見ても何のことなんだろう?となるのであしからず。
この記事はもう4~5回目になってくるんですが回を追うごとにアクセス数が上がっていってて、
興味を持たれる美容師さんが多いんだろうなという事と、やはり色々考えられているという事でしょう。
都会のど真ん中名古屋でホットペッパービューティなしで1年半美容室経営してみた結果
この記事は定期的に書いています。
前回書いたのはオープンしてから1年経った時でした。そこから更に半年たったのが2017年の12月でした。
色々とさらに変化してきていて壁にぶつかったり新たな問題が出てきたりと。
ただ先に結論を言っておくとまだホットペッパービューティーが無くても何とかなっている現状です。
ただ毎回書いているのが別にHPBが嫌いなわけでもなくいつかはやろうと思っています。
HPBを使用して成功しているサロンの方が世の中では多い訳で。
そのいつかが僕の中で重要で。元々規模が大きい美容室なら多分問題ないのですが、
(オープンの1年半前は1人からスタートした美容室なので。)
絶対的にNET予約もヘアカタログも便利だし効果が望める媒体ですし、今の時代NET広告などの知識もなくてもいい。
そういった受け皿がある事で美容業界は恩恵を受けている訳で。
なのでこの記事はこういったサロンもあるよ!ってくらいに思って頂ければと。
広告費の関係で慎重になっているのとサロンのスタッフとのバランスを見て決めようと思っています。
(やはり固定の広告費と一定の客数の増加はサロンのキャパとのバランスが崩れるのが怖い為。)
そんな都会のど真ん中名古屋の栄でホットペッパーを1年半使わず美容室経営してどうなったかを書いていきます。
8人体制で集客面はまだ事足りているが4月から10人体制で発信の見直しを迫られる
今現在THEORDERは8人体制です。
この人数でしたら1年半たった今も何とか経営できている集客数は確保できています。
ただもう少し集客に繋がっても良いなと余力があるので、
4月の新卒採用のタイミングに向け顧客数の確保が課題となっています。
ここまで人数が増えてキャパが広がっていれば広告費をもっとかけても経営の負担は少ないので、
あえて個人発信に良くも悪くも頼り過ぎないのも良いかなと考えています。
それは次に説明するスタッフでの発信での格差が原因です。
どうしても結果が出るスタッフと出ていないスタッフの差が産まれてしまっているので、
その差をサロンとして無くすよう広告費をかけ働きやすいようにしていく必要を感じるのと、
フリー客の確保は今年の課題だと感じています。
ただNET広告やまだ試していない方法は沢山あるので、様々な策を打って効果測定をしていきます。
なのでいきなり集客サイトに・・・と言うわけではなくあくまで費用対効果を見ながら利益幅と効率が良い方法を模索します。
次に説明するのはこの格差に対してどうしていくかです。
サロンでの要のSNSの発信は個人での格差が広がる
やはり当初から予想していた発信の個人差が広がってきました。
どうしてもSNSは特性上得意なスタッフと苦手なスタッフが出てきています。
この問題点のポイントは、
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習慣化などの基礎的な部分の問題
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スタッフそれぞれの得意分野の違いややり方の違い
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写真などの得意不得意など
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更新数などの違い
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単純にたまたま運よく発信がヒットした
など様々な事が原因で発信の結果に個人差が産まれました。
僕自身ブログを中心に発信をし集客だけでなく広告収入や講習の仕事や商品開発まで様々な仕事に結びついています。
ただ同じように成功方法を真似したとしても成功する訳ではありません。
(これは様々な要因が関係しているので同じことをやっても成功しないという意味。)
発信による広告は様々な恩恵がありますが、
- 広告費を抑え健全な経営に繋がる
- その費用をお客様や社員に還元できる
- 労働時間の短縮につながる
等の恩恵があります。しかしやり方を間違えると逆に労働を伸ばしたり効率の低下につながります。
なので今後発信に関して、
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個人別に幅広い発信から得意分野に特化した発信に切り替えていく
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各個人去年1年間の発信を見直しやり方を変えていく
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発信が得意でないスタッフはサポートに回したりチームで発信していく
などの対策を打って更に個人発信をしていきます。
(どのサロンでも発信は重要だと分かっていても個人差は絶対出て来るものだと思います。)
数も大切ですが発信は質の方が求められますから、今の成功しているケースを更に人数が増えた状態でも維持できるようにしていこうと思います。
発信が集客や求人だけでなく発信が様々な仕事に繋がってきた
発信をオープンしてから続けて1年半になりますが、様々な仕事のきっかけになってきたことも変化の一つです。
SNSをきっかけに増えた仕事は、
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商品の開発やテストなどのメーカーからの依頼の仕事
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美容室への講習関係の仕事
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メーカーからの講習の依頼
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美容学校への授業の依頼など
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引き続き求人関係が好調な事
などが増えた仕事になります。SNSやブログを通じてサロンを知って頂くキッカケになり、
仕事の幅が広がったことは将来の写真の働き方の多様化にもつながります。
SNSをもっと幅広くとらえ美容師の枠を超え発信する事は大切だと感じていて、
(フェイスブックでは自分のメディアだけでなく様々な情報をシェアしキュレーションなどをしたり。)
自分で情報が作れなくても収集するのも発信の一つですし、
もっと自分自身自由な幅で2018年は発信する予定です。
結果まだHPBはなくても経営は成り立っているが、規模の拡大と共に発信方法は更に工夫する必要を感じる
いかがでしたでしょうか。
今まで隙間産業の様に世の中のニーズの細かい所に合わせて発信をして結果に繋げていましたが、
(これは単純にビックワードなどの大きなSEOはお金のかけ方や規模が違うので1個人では中々資本の違いで勝てないから。)
なのでこういった発信も小さい規模では工夫で成り立ちますが、規模を大きくしようと思うとやはり資本は大切で、
知恵で補っていた部分にもっとお金をかけてやっていかにといけない必要性と、
発信での工夫や戦い方も周りも変わってきている中でもっと時代に合わせ変えていかなければいけない事など、
2018年は少しやり方を見直す必要がありそうです。
ただ僕が感じている重要な事が、
- SNSやNET予約により便利になったからと言って生産が業界で上がっているわけではない
- 逆に豊かと便利にするはずの物が仕事や生産性を奪っているケースもある
という事です。どんどん美容業界もITやSNSなどで便利になっていますが果たしてそれが生産性に結びついているのでしょうか。
資本力ってSNSやNETでも本当に重要なんだと感じる今日この頃ですが、
美容師さんにいつもこの記事は読まれます。やはりそれだけ関心が高いという事なので、
また定期的にどうなっていったかを書いていきます。良かったら参考にして下さいね。