こんにちはTHEORDERの四宮です。
最近はORAPLEXのヘアカラーが仕事を頂いた事もあり、
この処理剤を使ったヘアカラーが最近僕の中でマイブームです。
しかし最初という事もあり一般的な使い方をブログにしていきましたが、
今回はホワイトブリーチをオラプレックスでしていきたいと思います。
OLAPREX(オラプレックス)を使ってホワイトブリーチをしてみた
なぜTHEORDERがオラプレックスのアンバサダーサロンに選ばれたかといいますと・・・
と言うのもTHEORDERがブリーチのヘアカラーに特化しているサロンだからです。
海外でもこのホワイトブリーチなどハイトーンで使われているイメージが強いです。
実際に日本人の髪でホワイトブリーチをしてみるとどうなるのか、
薬剤研究の成果でOLAPLEX(オラプレックス)の王道の使い方ホワイトブリーチで本気を出してみたいと思います。
オラプレックスを使ってホワイトブリーチした髪をまた4回ブリーチしてヘアカラーしてみる
THEORDERはインスタやブログを見て頂くとお分かりの様に名古屋でも飛び抜けブリーチやハイトーンのお客様が多いサロンです。
(何度も言ってますがブリーチ以外にもナチュラルなヘアカラーからグレイカラーから難しいヘアカラーまで幅広いヘアカラーをしています。)
今回は検証などオラプレックスの使い方を一通り使い倒したので、
本領発揮のホワイトブリーチの進化したヘアカラーを紹介していきます。
まずオラプレックスを使う事で髪のデザインが広がるポイントを説明していきます。
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単純にブリーチの回数を重ねても今までより限界の回数を上げれるようになった
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熱に対して毛髪が強くなりツヤが出るので、仕上げの仕方で更に髪が綺麗になる
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色の定着が良くなるのでオンカラーがしやすく、逆に今までよりも濃いめに入るようになった
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減力が少ない処理剤なのでしっかりと明度を上げたいブリーチの邪魔をしない
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仕上がりの重さも調整でき軟毛から硬毛まで使い方で対応できる
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回数の限界が上がり、日本人の黒髪から更に淡いヘアカラーのデザインの幅が大きく広がった
等があげられます。
僕自身今までより髪が綺麗に見せれるのもあれですが、
ブリーチの回数を増やしても今までよりもダメージを感じにくく、
ミルボンのレベルスケールで19~20LVの髪に対してのヘアカラーの提案が可能になった事です。
(様々な検証を繰り返していますが4回のブリーチまで髪の状態が良ければほぼ耐えれそうです。この明度でのヘアカラーが増えるのはかなり革新的。)
今までもこの明るさまでブリーチしようと思えば可能だったのですが、
技術力をかなり必要としますし色や髪の状態をキープしたりダメージのレベルから現実としてリアルではありませんでした。
(勿論そういったヘアカラーは今でも見られますが、正直高難易度でリアルな事書くと薬事法の範囲内でオキシ6%ではかなり難しかったです。)
海外ではオキシ濃度は6%以上が使えますしホイルワークでも根元の伸びた所を綺麗に染める技術が進んでいます。
日本ではオキシが6%ではそれが難しいんですよね。髪質も日本人はメラニンも毛量が多いのでその技術はそのまま使えなかったですし。
出来なくはないけどその後を考えるとリアルではないというか、正直人を選ぶというのが本音でしたが、
このオラプレックスで実際にブリーチを4回するとどうなるのか紹介していきたいと思います。
まずはブリーチを繰り返した髪にホワイトブリーチで4回ブリーチしていく
僕の中でサロンワークでは3回のブリーチまでで止めておくというのがありました。
これは頭皮の状態もありますが髪のダメージ的に限界だと思っていたからです。
(勿論髪質が丈夫だったりスタートが良くて4回大丈夫な場合もありますが、髪が切れる事もあるのでそこまでリスクは侵さなかったです。)
今回はブリーチを元々3回している毛先から根元はブリーチをしていない状態の友君を、
(いつもブログに登場してくれているアシスタントの友君です。)
ここから更に4回ブリーチしていきたいと思います。
ではビフォーの状態を見ていきましょう。
毛先以外はブリーチではなく普通のヘアカラーを繰り返している状態です。ここからブリーチを4回していきます。
今回は1回目以外のブリーチにオラプレックスを使用していきます。
ではいきなりですが4回ブリーチした状態を見ていきましょう。
これ位の明るさになりました。結構白っぽいペールイエローの明るさまでなっています。
ここから今回は淡いスカイブルーのヘアカラーを最近研究しているのでその色をオンカラーしていきます。
(ちなみに今回はアディクシーカラーを使ってこのヘアカラーをしました。)
では仕上がりを見ていきましょう。
オラプレックスを使ってヘアカラーしたホワイトブリーチのアフター
こんな感じになりました。
かなり淡いブルーに仕上がりました。ここまでこの髪のコンディションで明るくできるんですよね。
このペールトーンのデザインが出来るようになるのが良いですよね。
(勿論元の髪の状態やダメージレベルはとても重要なので、髪の素材があってのこの明度の仕上がりです。)
ただ確実この明度まですることが出来る髪質の幅は広がったんではないかなと。
ここでポイントをおさらいしていきます。
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手触りとツヤ感が綺麗なので痛んではそこまで見えないが、やはりダメージしているのでケアやお手入れは重要
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この明度まで行くとオンカラーがクリア20:1~40:1のレベルになってくるのでその薄め方が重要
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カラー剤も定着し熱で抜けにくいカラー剤を使わないと色が飛んでしまう
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ブリーチの仕方も同じくらい重要。1回でどれくらい明るくできるか
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海外のインスタの様な淡いヘアカラーが日本人でも出来るようになると思う。ただ日本人の髪に合わせた選定や技術が必要
と言った感じです。
何より色が明るいので選定等が今までよりも更に繊細になってくるんですよね。
淡くい染めても抜けにくくするには?淡いカラーだからできるヘアデザインとは?など考える事も山済みです。
確実に言えるのは日本人の髪でもこういった物が表現しやすくなった時代になったんだなという事です。
(昔は学生時代こういった淡い色は僕自身断られて無理なんだなって思ってたので。)
他のサロンではできないことが出来るようになるのがこのオラプレックスの魅力
いかがでしたでしょうか。
実際に友君の髪の状態を見て頂くのが一番だと思いますが、
(講習や明日もルベルやDAなどのコンテストに出場に一緒に同行するので名古屋の方はその仕上がりが見て頂けるかなと思います。)
一通りOLAPREXの使い方を色々とブログで説明していきましたが、色々と面白いことが出来るしお客様の要望にもっとお答えすることが出来ますよね。
ポイントとしては、
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今までよりも明度を上げる事でデザインの幅が広がる
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それに伴う選定の技術の見直しも必要
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髪質やダメージの見極めや新しい基準も必要
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何よりお客様の幅広い要望に更にこたえられるようになる
と言う所が一番ではないでしょうか。なんで薬剤研究するってお客様の為ですから。それがあるから研究するんです。
もっといいヘアスタイルを提案したいしどんなに年齢を重ねても綺麗な髪を楽しんで欲しい。
重要なのってそれですよね。
しかもこのオラプレックスを使わないと難しい髪質やヘアカラーなども今後出てくると思いますので、
サロンのデザインの幅にも関わってくるのかなと。
僕自身も10月は毎日いろいろと使い倒してデザインの幅の広がりを模索していますが、
更に細かい所までまたオラプレックスのブログを書いていきたいと思います。
良かったら参考にしてみて下さいね。