こんにちはTHEORDERの四宮です。
いきなりですが新メンバーの紹介です!!!
こちらの、
今日から新メンバーとして今年美容学校を卒業したばかりのさきちゃんが入社しました。
もう写真の時点で肌の色ツヤが違いますね。自分の劣化を思い知らされます。
ちなみに趣味はアイドルだそうで好きな食べ物は粉物です。
好きな物が粉物って・・・
大型新人の匂いしかしないのは僕だけでしょうか・・・
まだ20歳なので僕は干支が一周所ではないので若干その若さがまぶしすぎて白目向きそうですが、
これだけの美容室がある中でTHEORDERに入社してくれるのは本当にありがたい事です。
という事で今回はこの咲ちゃんの紹介・・・ではなく
今の時代美容室に対してどれだけ新卒の美容師が大事で貴重な存在なのか。
を語っていきたいと思います。
今回はそんなさきちゃんの紹介も兼ねながら美容師の新卒の子についてブログを書いていきたい思います。
(見た目華やかだけどこれからブログでどういじっていくべきか・・・(´_ゝ`))
13件に1人しか今は新人の子は入社しないほど美容室は多いし新卒の子は宝ぐらい貴重
よく新人の子の話になると絶対に出るのが、
〇〇件に1人しか新卒の美容師は入ってこないって話題出ますよね。
業界誌でこういった数字関係の本がこちらの美容界で発表されています。
ふざけたブログばかり書いていますがちゃんとこういった勉強もしているんですねw
ちなみに最近のデーターでは27年度全国美容施設件数は240299件です。
今年試験を受けた人と合格者数は受験者数18,526人 合格者数16,498人です。
実際は再試験の方や通信で入社しながら試験を受けている方もいるので純粋な新卒の数にはなりませんが、
そうなるともっと少ない事になりますよね。
単純に計算すると13件に1人しか新卒の子は入社してこない計算になります。
卒業しても美容関係に入社しない子もいますから、
現実はもっと少ないって事です。それは貴重な人材ですよね。
実際の美容院の人材事情は新卒だけでなく中途の方もいますから、
ちなみに美容師は全国で504698人います。人手不足といっても中途を含めると多すぎるくらいいます。
新卒だけで見ると人材不足ですが中途を見るとそこまで人手不足なのかなとは思います。
免許を返還されていない方や美容師を辞めたり離れている方もいるので実際の数はまた少なると思います。
日本の人口で割ると237人に1人は美容師になる割合ですね。結構いるんですね美容師って。
平均ではなく県別でみると美容室件数や美容師数などの関係で人材不足の県なども
こういった数字で良くないのは平均で出す事です。それによって見えない所も出てきてしまいます。
平均ではなく県別で見ると北海道とか激戦区だけど美容師数が少なかったりします。青森などもそうですね。
東京と比べると一軒に対して3倍近くの美容師数の違いがあります。
地方は1軒の美容室に対して1.2人とかしかいないのでかなり人手不足だと思います。
(ここに県の人口数も入ってくるのでもっと複雑なのですがそこまでするとややこしくなるのでここまでにします。)
なので県や地域によってこれからもっと人材不足による問題が出てくるんだ思います。
やはり美容師を目指してこの業界に入ってきてくれるのは本当にありがたい事です。
興味がある方はこの美容界で自分の県がどれくらいの件数があるのか見るの凄く学びあるのでお勧めです。
(むしろ知っていないと恥ずかしいと思う・・・)
その反面3年で70~80%の美容師が離職してしまうのも事実
さてこんなに貴重な新卒の子達ですが、その反面3年で最大80%の子達が辞めてしまいます。
ここではどうしてやめてしまうとかは書きません。話がどんどんズレてしまうのでまた今度。
という事は13軒に1人の割合で入社した子は、
単純計算で最大65軒に1人しか新人は残らないという事です。
やばくないですか!!
この隣にいる後輩や新人がお店にいてくれるありがたさ!!
たださっきお話しした通り中途や育休明けのママさん美容師もいますから、
新卒の子だけを見るとこの数字ですが、そこから店を移る子もいるので深刻な人手不足ではないとは思いますが、
新人って本当に業界の宝だと思います。大切に育てないと思いますね。
新人を雇う事は教わる側より教える側が何倍も学ぶ
僕がいつも言っている言葉で、教わる側より教える側の方が教えさせて貰っているんだよ!
といつもスタッフの子達に伝えています。
新人の子が入社してきてくれることはただ働く人材が増えるわけではないです。
新人の子から学ぶ事は沢山あるしシャンプーができなくてもできる事は沢山ある。
明るく挨拶してくれるだけでもお店の雰囲気は全然変わります。美容師は技術だけではないですから。
だから僕は今年サロンのスタッフ達に新人や人を育てる大切さを学んでほしく新卒のさきちゃんを採用しました。
単純に彼女に光るものがあったのも理由ですが、サロンの事を考えると即戦力の中途スタッフは魅力です。
新人を育てなくなるとこの美容業界は終わると思う。次の世代の事をもっと考えなくてはいけない。
魅力的な人材なら中途スタッフもまだまだ募集していますが、
簡単な話スタイリストだけ雇えば経営はとても簡単です。
(単純にお客様を担当できる数が多くなり予約を沢山取れるから。)
僕は美容師が新人を育てる事をしなくなったらこの業界は終わると思ってます。絶対確実に衰退して終わります。
だって美容師は1人では一人前に離れない職種だからです。本だけ読んで一人前に離れません。技術職だから。
シャンプーするのにもモデルがいります。その学びが正しいか教えてくれる先輩も必要です。
誰かが次の世代を育てるのではなく今の僕が周りからできる事だけでも次の世代の事を考えないと、
利益だけが出るから良いってわけでもないし、利益以外でも会社の方向性や社会での会社の在り方を考える必要があるし、
会社として利益は大事だけどそこだけに重きを置きたくはなく。
だからこれからもアシスタントをずっと採用するような会社の体制でいきたいし、
次の世代を大切にしていきたいですね。
今回のお話のまとめ
今回は新人の話題についてブログを書きました。
実際に数時から今の新卒の子の実情やその大切さなど分かって貰えたらと思います。
これからこのさきちゃんがどんな風に成長するか楽しみですね。
良かったら参考にしてみて下さいね。
(年離れすぎて仕事以外の会話するの怖い・・・・)