THEORDERではブリーチをするお客様やそれを目的にご来店される方が多いのですが、
特に多いのはホワイトブリーチ系のヘアカラーです。
でも実際どんな感じの明るさや髪の状態から、
どういった工程でホワイトブリーチになるか知らない方は多いかなと思います。
ネットで検索しても仕上がりの写真ばかりで、
一度はやってみたいけど料金や分からない事など疑問も多いかったり、
今回はそんな実際にホワイトブリーチになるまでのビフォーや途中経過をお見せしたいと思います。
髪のダメージや元々のブリーチの状態に合わせてブリーチをしてあげる
基本的にご来店される方は様々なヘアカラーをしている状態でご来店されます。
元々明るくしていたり、他の濃い色をされてまだその色が残っていたり、
黒髪からホワイトブリーチする事は正直とても簡単です。
実際のサロンワークでは様々な状態から適切な施術やブリーチでヘアカラーをしていきます。
例えば、
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ムラがあってもブリーチを塗り分け均一な明るさに
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ダメージがありすぎてできない場合は毛先のカットや何回かにかけて直したり
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抜けやすい人などは色の濃さを調整して色持ちを良くしたり
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ホームケアなどダメージを抑え綺麗に見せるアドバイスをしたり
など様々な方法でブリーチをして綺麗なハイトーンにしていきます。
ダメージがあって無理かな?という方もできるだけ頑張ってますw
髪質によってもブリーチが大丈夫な回数も、
元々ブリーチしていても色の抜きが甘い場合で明るくなっていなくても、
無理と言われたヘアカラーでも気軽に相談してください。
では今回のお客様のビフォーです。
今回は根元が少し伸びていて黒髪から、前回濃いめの赤にされた毛先が残っています。
毛先の先は何回かブリーチをしてダメージがある状態です。
ではここからホワイトアッシュにしていきます。
ブリーチ!ブリーチ!ブリーチ!ブリーチの仕方が本当に大事!
さてここからはひたすらブリーチですw
今回はほぼ黒髪からなので合計3回のブリーチをしていきます。
今回は毛先に濃い赤が残っていたので、
根元と毛先で色が違うのが分かります。
綺麗に色が残っていないお客様の方が少ないので、
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ブリーチで綺麗に色をとれるのか?
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それともオンカラーの色味で調整するのか?
等を見極めて髪に最適な方法で施術を考えます。
今回は2回の時点で取れる気配がなかったので、
オンカラーの色味で調整していきたいと思います。
(このヘアカラーの調合が難しいんですね。)
ちなみに薬剤は本当に細かい調合で作っています。
10gある薬に0.5gだけ薬を足すなんて事はざらです。
そんな細かい調合が綺麗なホワイトアッシュに繋がります。
3回ブリーチした状態がこちらです。
これ位からホワイトアッシュにもっていきます。
お客様のアフターのホワイトアッシュ
では仕上がりを見ていきましょう。
仕上がりはこんな感じになりました。
今回は抜けた時に本当に白くなる様に、イルミナカラーのオーキッドを使ってヘアカラーしました。
毛先と根元を塗り分け、毛先の赤味を消すように調整してあります。
根元は少しグラデーションに仕上げ、ホワイトブリーチの髪色が肌に馴染む様にしてあります。
(ホワイトアッシュがお客様に似合うように微調整や色を提案するのも重要です。)
根元が明るすぎると肌なじみが悪くウィッグをかぶっているように浮いてしまいます。
ブリーチしたけど似合わないって事ではすまないヘアカラーですから、
微妙に目元の明るさなどを調整して似合わせているんですね。
今回のまとめ
いかがでしたでしょうか?
こういった感じに様々なヘアカラーのビフォーから様々なブリーチを使ったヘアカラーにしています。
自分の髪質だと無理かな?と悩まれている方も
どんな髪の状態でもご相談させて頂きますので、
気軽にご相談ください。