2016の秋冬に向け様々なメーカーから新色のヘアカラーが発売されていますが、
今回はイルミナカラーのトワイライトを使ったホワイトバイオレットのヘアカラーの紹介です。
新色ということで前にブログで書きましたが、
毛束を使った実験をし様々なヘアカラーとのミックスなどもテストして色出しをしています。
（様々なヘアカラーとミックスしたトワイライトのブログはまた今度。）
今回はそんなトワイライトを実際に染めたお客様でヘアカラーの説明をしていきたいと思います。
①お客様のビフォー
まずはお客様のビフォーです。毛先に黒染めが少し残っていて全体に一度ブリーチをした状態です。
この黒染めが残っているというのが今回のヘアカラーを綺麗に染めれるかのポイントですね。こういったハイトーンのヘアカラーをする時にブリーチしても明るくならない事などがあるからです。
しかしこういった状態でもしっかりと方法や色を決めれば染めることが出来ます。
今回はブリーチを全体に一回した後、毛先の黒染めの残りを見て、
全体に色を入れていきたいと思います。
①－１毛先に黒染めが残っている場合
今回の様な毛先に黒染めなどが残っている場合の対処法です。
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毛先だけブリーチを重ねる
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毛先の暗い所をデザインとして活かす
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色自体を明るさのムラが目立たないものを選ぶ
などの方法があげられます。
決して黒染めをとるだけが方法ではないんですね。
今回は全体をブリーチしながら毛先のとれ具合を見て、
それからブリーチを重ねるか判断することにしました。
こういったヘアカラーは予定通りにいかない方が多いですから、
保険を掛けながら丁寧にプランを立てていきます。
②ブリーチをした状態
全体にブリーチをした後の状態です。仕上がりのヘアカラーを見ることは多いと思いますが、
このブリーチがヘアカラーを綺麗に染めれるかかなり重要です。
根元は一回でここまで馴染ませてあります。毛先が少し暗いですが
これ位ならオンカラーの色で調整できるので問題ありません。
根元も一回のブリーチでここまでもっていきます。
中間も２回でこれ位になりました。
このブリーチを綺麗にできるかできないかがハイトーンのヘアカラーのポイントです。
ここから今回はイルミナカラーのトワイライトをメインにホワイトヴァイオレットに染めていきます。
③仕上がりのアフター
では染まり上がりです。
イルミナカラー特有の淡いグレージュがかったカラーに、
鮮やかなバイオレットに染まりました。僕の中でトワイライトは色々な実験をしてみて寒色系と相性がいいカラー剤です。
ヴァイオレットにしても彩度がありメイドが暗く見えにくいのがオーキッドとの大きな違いです。
こんな感じに毛先も綺麗に繋がっています。
様々な髪の状態のお客様が来店されますので、こういった髪の状態に合わせてヘアカラーすることも重要です。
また次回様々なヘアカラーとのミックスしたトワイライトのブログも書いていきたいと思います。良かったらヘアカラーの参考にしてみて下さいね。
